買い物をしていると、トライやる中の長峰中の男の子にIC カードの営業をされた。
彼は、とてもにこやかに近づいてきて、大きな声であいさつをし、そしてそのカードの説明をし始めた。
時間がなかったので、作らなかったけど、とても好印象で大人顔負けの営業力だったと思う。
何よりも嫌々やっているのではなく楽しんで仕事をしている感じが伝わってきた。
その話を中2にもした。彼らは笑ってそんなんできんわーと言っていた。
そしてその後、彼らもトライやるに行ったわけだが、初日「どうやった?」と聞いたら「しんどかったー」と返ってきた。
内容を聞いてみると、ずっと単調な作業ばっかりだったとか、掃除がめんどくさかったとか。
やりたい仕事がさせてもらえなかったとか。仕事ってそんなもん。
やりたいことばっかりじゃないし、好きでやっててもストレスがたまることもある。
自分がしんどいなと思ったときにどういう心の持ち方をするか、その問題に対してどうやって解決するかを考える力を養うために、今勉強をしているのである。
先の彼のように与えられた仕事を楽める力があれば問題はないのだが、きっとそうではない生徒のほうが多いのかもしれない。
彼らが大人になって、おもんない毎日を過ごさなくていいように、今私が伝えらえれることをしっかりと伝えていこうと思った。
教室長:松本飛鳥