小学5年生と“式と計算”の単元を学習しているときに、ギョッとしたことがあります。
1.8+7=2.5
ん??????
その答えを書いていた子は1人ではありません。何人もの子が小数のたし算ができていないのです。確かに、小学5年生では、つい最近まで、小数のかけ算や小数のわり算を学習していました。とはいえ、こんなにも、小数のたし算・ひき算を忘れているとは…
「小数のたし算とひき算は小数点そろえるねんでぇ~!!」
と、私が声をかけると
「小数のたし算とひき算やんなぁ~??それ、学校の先生がこの前言ってたで!!」
と小学4年生の子が言いました。
そうなんです。小数のたし算とひき算はつい最近まで小学4年生が学習していた範囲なのです。その場にいた小4生は、「そんなん当たり前やん!!」という顔をしています。それを見た小5生は「あ~、思い出した!!これ余裕やし!!」と頑張って見栄を張る様子。
たくさんの学年が一緒に勉強する利点を、こういうときに感じます。小4生は、小5生の様子を見て、「これ、大事なんや!!」と思ってくれますし、小5生は、小4生の様子を見て、「あ~、こんなんあったなぁ」とその場でちょっとした復習をすることができます。どの学年もお互いに刺激しあってくれたらなと思います。
ちなみに、この日から小5生は毎回『小数の四則計算特訓』が始まりました。
10月28日 火曜日 インフィニティあのね日記 松本飛鳥