大学受験は推薦入試?それとも一般入試?

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 昨日も大学合格の報告を受けました。本当におめでとう。

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 今年は、例年になく、推薦入試を利用する生徒が多くいました。

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現段階で、

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指定校推薦

⇒関西学院大学、甲南大学、神戸学院大学、甲南女子大学

※学内選抜をクリアして、学校長より推薦を受けている状況の子も含めています。

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AO入試、公募推薦入試

⇒京都造形芸術大学、甲南女子大学、関西学院大学、立命館大学 ※合格発表順

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以上の子たちが進路を決めています。推薦入試のピークは11月から12月にかけてですから、これから試験を受けに行く子たちも控えています。

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実際に、文部省が推薦入試の枠を「定員の5割まで」と緩和したことから、推薦入試の実施大学・学部数は年々増加していますし、今後も増加する見込みです。特に、国公立大学でも推薦入試を採用する学校が増えてきていますから、入試の機会が増えてきたと喜んでいいと思います。一昔前までは、推薦入試というと、高校時代に部活動で顕著な成績を上げた、スポーツや芸術に秀でている、高校で生徒会長を務めたなどの一部の子が受験する特別な入試というイメージでしたが、ここ数年の状況を見ていると、推薦入試が一つの入試の機会として確立しつつあると思われます。

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では、高校1年生、2年生のみなさん

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もし、自分が志望する大学・学部が推薦入試を実施しているのならば積極的に挑戦してみるべきです。

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そのために、

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①高1の1学期から高3の1学期までの学校の成績をしっかりと取っておく

 ⇒学校の授業の予復習、提出物、定期試験対策をしっかりとがんばる。

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②部活動に3年間在籍

  ⇒できることなら、部長や副部長などの役職につく

  ⇒成績で評価されたいなら、県大会以上の成績をおさめる。

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③学校の生徒会や委員会に参加する。

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④ボランティアなどに積極的に参加する。

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⑤英検・漢検などの資格を取る。

 ⇒できれば、2級以上

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簡単に思いつくところを列挙してみましたが、結局のところは、

高校3年間の間に、何でも構いませんから「人に自慢できること」をすることです。

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先生が高3のときには、広末涼子さん(実は先生と同じ年)が芸術に秀でているということで、早稲田大学の推薦入試に合格し、ニュースになりました。雑談ですが、先生の友達は、広末涼子さんを一目みたいがために、早稲田大学の推薦入試に出願して、東京まで受験しに行きました。入試の結果はナイショです。

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少し話がそれてしまいましたが、高1や高2の間から大学受験に向けてがんばろうと思っても、目標が遠すぎて、実感も湧かずなかなか学習に取り組めない人も多いと思います。漠然とした一つの目標(例えば、賢くなりたい!とか足が速くなりたい!)よりも、具体的な目標(例えば、次の中間テストで平均80点を取る!とか50メートルを6秒で走る!)をいくつか設定して、それをクリアしていく方が、最終目標に向かって自分が近づいていくことを実感できますし、楽しく目標に向かってがんばれると思いますよ。

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今、「そうそう」と思っている人はぜひ、明日の学校の授業から、いやいや明日の授業の予習を、今から頑張ってみてはいかがですか?

毎日の学校の授業、毎回の定期試験、各学期の通知簿というようにすべてがつながっていきます。ひょっとすると、高3の今頃には指定校推薦や公募推薦で合格を勝ち取っているかもしれませんよ。

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