土曜日に、鷹匠中学校まで、女子バレーボールの試合を見に行ってきました。
体育館で試合の様子を見ていると、昔のいろんな記憶がフワッと浮かび上がってきて、なんだか懐かしい気持ちになりました。
笛がなってから、サーブを打つまでのあの緊張感。
ブロックが決まったときの喜び。
先輩を必死で応援する後輩の声。
タイムアウトの時の先生の顔。
昔、私もバレー部で、毎日「もうしばらく動きたくない。」と言うくらい練習しました。正直途中で止めたいなと思ったこともあります。でも、中学生のバレーの試合をみて、あんなにしんどかった練習も当時にもどって(今の状態だと体が持たない気がする…)「もう一回やってみたいな。」と思いました。
でも、もうできないんですよね。高校生のあの時だからできたことなんです。
塾生の中には部活との両立がうまく行かなくて、自己嫌悪に陥っている子もいました。「勉強せなあかんのはわかってるけど、部活ももっとがんばりたい。」「部活がしんどかったから、塾今日は休みたい。」普段はそう思いながらも、決して口にすることのなかった子が、総体3日前に「今日塾休んでもいいですか??」と電話をしてきました。
私は、
「受験勉強も大事やけど、でも今しかできひんことやから、部活頑張り。でもその代わり引退したら、今の分やってもらうで。」と言いました。
試合を終えて、彼女たちは、勉強に力を入れてくれています。
夏休みになり、受験生が受験生らしくなるシーズンがやってきました。高校受験の勉強だって、今しかできないビックイベント。今しかできないことだから、持ってる力を精一杯出してがんばってほしいと思います。
7月23日木曜日 インフィニティあのね日記 松本飛鳥