計算は正確にできるのに、文章題が解けない。
こみいったことを書かれると途端に理解度が落ちる。
そんな生徒たちに共通しているのは「本を読まない」ということです。
ある調査では、小1 での獲得語彙数は約7 千から2 千語までの間に分布していましたが、1 か月に30 冊以上の本を読む児童と0 ~ 3 冊の児童とでは、小6 までの6 年間で最大約3 万語にまで差が開いたそうです。
平均的な大学生の持つ語彙数が4.5 ~ 5 万語といいますから( 最近の調査では1 万数千語にまで落ちているとも)、その大半にあたる言葉を早く習得しているか否かが、以降の学力の差になっても不思議はありません。
では問題。
『ABCD の4つの工場の生産規模について、A はC の2 倍を超え、C はB の5 割にとどまる。B はA にまさり、D はA の次に
甘んじている。4つを大きい順に並べなさい』
(AはC より大きく、C はB より小さい。B はA より大きく、D はA のつぎに大きい。:こう読めた?)