立志尚特異(立志は特異を尚( たっと) ぶ)
俗流與議難(俗流は与( とも) に議し難し)
不顧身后業(身( しん) 后( ご) の業を顧( おも) はず)
且偸目前安(且( か)つ目前の安きを偸(ぬす)む)
百年一瞬耳(百年は一瞬のみ)
君子勿素餐( 君子素餐(そさん) する勿( なか) れ)
「意訳:志をもって何事かを為す者は凡夫とは異なるものだ。
俗に塗れた者の言葉に耳を貸すな。
我身滅んでのちの報いなど考えるな。
また目先の安楽に流されるな。
百年の時は一瞬である。
大事を為さぬ徒食の輩となってはならない」
この有名な漢詩は安政5 年、当時14 歳の山田顕義(後の明治の元勲の一人)に吉田松陰が書き与えたものです。
耳の痛い言葉が並んでいますが、年若い君達にはこれを胸に刻んで多くのことに挑んでもらいたいものです。
今年の大河ドラマは松陰の妹が主役だとか。
幕末維新の若者たちの熱気にみんなも感化されてみては?
2月4日 水曜日 長峰中マスター教室 古田 芳郎
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