以前から推薦入試・AO入試では出願資格が英検準2級以上という外部の英 語検定が利用されていましたが、近年ではセンター試験に代わる新しい「共通 テスト」でも英語試験として外部検定の利用が検討されたり、各大学の一般入 試でその利用が急増しています。
入試本番前にあらかじめ外部検定を取得して おくことが、新しい大学入試のスタイルとして広がっていくと予想されていま す。
旺文社の教育情報センターの調査では、2017 年度は全 764 大学中、推薦・ AOで 41%(314 大学)、一般入試で 14%(110 大学)が入試に外部検定を 利用しているとのこと。
求められる英語レベルを見ると、推薦・AOは国が高 校卒業時の目標として定める英検準2~2級程度が 82.1%、準1級が 10.7%。 一般入試では、英検準2~2級が 64.4%、準1級が 33.5%。一般入試の方が 求められる英語レベルは高めです。
また、国立大学と難関私立大学は準1級レ ベルが多いようです。
一発勝負の入試より何度も受けられる検定の方が気が楽?
長峰中マスター教室 教室長:古田芳郎