今回のインフィニティだよりは「数学ができない!」という人に、できるようになるためのアドバイスです。
数学だけではなく、勉強一般に言えることですが、最も大切なことは「基本からの積み重ねがあるかどうか」です。
わり算の計算がおぼつかないのに方程式の計算をしようとしてもわからないのと同じことです。
まずは、今自分は何ができて、何ができないのかを考えてみましょう。
計算はどこまでできますか?
1.たし算、ひき算
2.九九
3.かけ算やわり算の筆算
4.小数のたし算、ひき算
5.小数のかけ算、わり算
6.分数のたし算、ひき算
7.分数のかけ算、わり算
上記の7 つの計算ができない人は、定期テストで30 点が取れない生徒によく見られます。
中学生になったら自動的に小学生の勉強が身につくわけではありません。
むしろ、他の人にやり方を聞けなくなり、わからないままどんどん勉強についていけなくなってしまいます。
そうなってしまう前に、1から7までの計算の練習をするようにしましょう。
計算が速く、正確にできるようになれば、次は考える力を身につけていきましょう。
考える力を身につけるためには、一つ一つの公式がどのようにして作られているかを理解することです。
公式を覚えて、数字を代入しているだけでは、応用問題が出てきても解くことはできません。
公式がどのようにして作られているのかは、学校の教科書に書いてあるので、理解できるまで読み直してみましょう。
もちろんわからないところは先生に聞いてくださいね。
数学は、物事を論理的に考える力を養うとても大切な科目です。
来年のお正月が来る前に頑張って克服してみませんか?