今回も前回に引き続き、「テスト勉強のやり方」をお話していきたいと思います。ただ読 んで終わらずに、実際にやってみてくださいね。
ポイント1「己を知る !」
「己を知り、敵を知れば百戦危うからず」これは孫子の兵法の一節ですが、これはテ スト勉強の神髄と言っても過言ではありません。まず、テスト範囲で自分は何が理解 できていて、何が理解できていないかを知ることです。学校に提出するワークを一通 り解いて終わりにするのではなく、そこで何ができていないかを確認して、もう一度 解き直すことが大切です。テスト直前になって、慌ててワークに取りかかって、とり あえず提出できるようにすればOKなのではなく、わからないところはどこかを見つ け、しっかりと対策するようにしましょう。
ポイント2「敵を知る」
敵を知るとは、テストに何が出るのかを知るということです。学校の先生は意地悪で はないので、みんなに点を取らせないようにテストを作っているわけではありません。 先生が教えた内容をしっかりと理解できているかどうか、その単元で重要なポイントを 理解しているかどうかを試しているのです。学校の授業中に「テストに出すぞ!」、「大 事だから覚えとけよ!」とヒントを言っているはずです。それをメモしておくだけで、 テスト勉強は楽になります。授業をしっかりと聞いていないという人は、テスト前に友 達に聞いてみたり、先生に聞きに行くのもいいかもしれません。大切なことは、何がテ ストに出るかをつかんでいくことです。ワークから出ているのか、ノートから出ている のか、それとも配布プリントから出ているのかがわかれば、今までよりも効率よくテス ト勉強ができるようになります。良い成績をとるためには、しっかりと下準備が大切です。 テスト前だけ頑張るのではなく、日頃から準備を進めておくようにしましょう。テスト 返却後の間違い直しから次へのテスト対策は始まっているのです!