2月は、私立高校入試、公立高校推薦入試が行われます。
毎年、入試の直前になると不安な顔をして「何を勉強したらいいですか?」と聞かれることが多いのですが、確かに今さら何を勉強するのか悩む気持ちもよくわかります。
特に、入試の前日は焦りと不安で落ち着いて勉強できるような心理状態ではないかもしれません。
そんな状態で何を勉強すればいいのかが今回のテーマです。
ところで、みなさんは入試問題を演習していて、間違えた問題はどのようにしていますか。
解答を読んで理解し、もう一度解き直してから次の問題へ進むというやり方で勉強している人が多いと思います。
このやり方は一般的に正しいやり方ですが、これに「ノートにまとめる」という一手間を加えると今まで以上に理解が進み、覚えておける時間も長くなります。
ノートにまとめる作業は、初めは時間がかかるし、面倒くさいなと思うかもしれません。
でも、習慣になってくると問題のやり直しをしている時に、自然とどのようにまとめようかと考えるようになり、今まで以上に理解をすることができる
ことに気が付くはずです。
「難しいことを簡単にして理解する」この能力は勉強をしていく上で最も大切な能力です。
学校の授業を聞いている時も「結局何が大事なのかな?」と考え、その考えたことをノートにまとめる。
ただ単に学校の先生が書いた板書をノートに写すだけの時とは違った理解の仕方になります。
授業を聞いただけで、理解し覚えられる生徒がいるとすれば、この能力が高いということです。
そして、このノートにまとめるやり方は理解が深まるだけではありません。
もうみなさんは入試直前に何を勉強したらいいのかがわかりましたか?
そうですね。
今までまとめてきたノートを見直し、そういえばあの問題難しかったなとか、いろいろと思い出してください。
そうやって今までどれだけ努力してきたかが実感できれば、入試に向かう心の準備は万端ですね。
入試まであと少しです。
最後まで全力で受験勉強頑張っていきましょう!