学力テスト 兵庫 中学国語・小学理科で平均下回る 文部科学省が8日に公表した全国学力テストの結 果で、県内は小学6年の理科と、中学3年の国語応 用力の平均正答率が、全国を下回った。2010年 度に平均を上回っていた中3数学の応用力は全国並 みに。記述や考察力に課題が目立ち、県教育委員会 は「結果を早急に検証し、来年度から反映させたい」 とする。 (神戸新聞8月9日掲載)
上記記事のように、4 月に行われた学力テストの 結果が発表されました。
基礎力は向上したが、応用 力が下がったというのが兵庫県の評価というところ でしょうか。
しかし、兵庫県と言われても広い範囲 なのであまりピンときません。
子供が通っている学 校は全国平均や他の学校と比べてどうなのかが気に なるところなのですが、公開されていないのが現状 です。
私立高校の先生に「神戸第1学区の中学校で の学力差はどうですか?内申点と実力の差が大きす ぎて、どこまで重視したものか…」と相談されるく らい、現状がわかっていないということなのでしょ う。
この学校間の学力差、内申点の不公平は高校受 験の合否を左右する大きな問題です。
話が少しそれましたが、今回の学力テストを踏ま えて、今後の学校の対応は応用力を強化する方向に なると思われます。
すると、今後の兵庫県の入試問 題は、応用問題が増える可能性があります。
特に国 語の読解問題での変更がありそうですね。
中学1, 2年から英語、数学だけではなく、国語の読解力を 養う学習を取り入れていくようにしましょう。