C君は大阪で有名なピン芸人。
次は東京で一花咲かせようと上京してきた。
住まいとして選んだのは、Sという大家が所有するアパート。
そのアパートでは方言を使用してはいけないというルールが存在する。
風呂やトイレは共同となっており、使用する石鹸、シャンプーやトイレットペーパーなどは共益費で賄われていた。
ある日同じアパートに住むBとNが会話をしており、C君の支払っている共益費よりも安くで、ここで暮らしていることを知った。
だから、C君は大家のSにそのことを伝えた。
すると、Sは「BとNはそういう契約だから。C君は大阪で有名な芸人だし貯金あるでしょ。共益費少し多くても我慢してよ。」
自分の部屋の畳が古いのに交換してくれないS。
C君は提案を変更してみた。『共益費をなしにして自分たちで石鹸やシャンプーを買うのはどうでしょう。その分で自分の部屋の畳も直しますから。』
Sの答えはそれでもダメ。
『なんか損している気分。引っ越しするか。』
とカタルーニャ君は引越しの準備を始めた。
烏帽子中マスター教室長・浜脇中マスター教室長 :谷良太