【教えて!友田先生】上手な休憩時間の取り方

 みなさんは、勉強して休憩をした時どうしても休憩が長引いてしまうということはありませんか?せっかく勉強する気になっていても休憩時間をうまくとらなければ、集中は続きません。今回は「上手な休憩時間の取り方」について話をしていきたいと思います。

 みなさんは休憩時間に携帯をいじったり、マンガを読んだりして、あっという間に時間が過ぎてしまったという経験はありませんか?あっという間に時間が過ぎるというのはとても集中している状態で、これでは勉強よりも休憩時間に集中力を発揮してしまうという本末転倒な結果といえます。ですから、音楽を聴くとか、トイレやお茶休憩をするくらいにして、10分から15分を目安に休憩をとるようにして、休憩が長引かないようにしましょう。

 次に考えなければいけないことは、休憩をとるタイミングです。集中が切れたら休憩するのでもいいのですが、ある程度の時間割は必要です。例えば50分で数学が終わったら10分休憩しようといったように、勉強を始める前に計画を立てておくようにするとスムーズに勉強することができます。また、勉強中はキッチンタイマーなどを使って時間を計りながら勉強すると集中力がアップします。この問題を5分で解けたら1分休憩しようといった様に休憩を自分のご褒美として使っていくのもいいかもしれません。時間を気にしながら勉強する習慣は、集中力をアップさせるだけではなく、効率よく勉強する上で欠かせない要素です。試しに英単語20個覚えるのに何分かかるか時間を計ってみましょう。いつもより集中できることに気づくはずですよ!

【教えて!友田先生】友田式暗記術

 今となってはむかしのことですが、私が受験のときに悩んでいたのは、なんとなくわかったと思っても言葉にして説明することができない、覚えたかなと思ってもすぐに何だっけってなってしまうことです。せっかく時間をかけて勉強したのにあの時間はいったい何だったのか…とよく落ち込んでいました。そこでたどり着いた解決策が、「学習の最後に何も見ずにまとめを作ること」です。これが意外と難しいのです。勉強したばかりだから覚えているだろうと思っていても、いざ書こうとしたらなかなか思いだせないのです。そこで、勉強したテキストやノートを見直して、あーそうやったとか言いながらまとめていきます。これでもう覚えたかなと思ったのですが、寝る前にもう一度チェックしてみるとまた忘れてしまっています。(さすがに全部ではない。)そこでさっきのまとめをもう一度見直してから寝ます。そして次の日の朝、さすがに覚えているだろうと頭の中で思いだそうとしてみるとだいたい覚えられていたのです。それでもまだ不安だったのでお昼間にもう一度チェックしてみると今度は完璧に覚えられていました。

 人によって覚えるのにかかる時間は違いますが、時間がかかったとしても完全に覚えられるまで何度も繰り返すしかありません。ただ、そろそろ忘れたかなーっというタイミングでチェックすることが大切です。実は思いだそうとすると、脳内でさまざまな化学反応が起こって記憶を保持する力が高まるそうです。見て覚え直すだけではなく、覚えたことを思いだす作業に学習時間の大半をあてることで、学習効率が最大限に高まります。覚えるのが苦手な人はこのやり方を試してみてください。ひょっとするとできるようになるかもしれませんよ。

【教えて!友田先生!】夏休みにやっておきたいこと!

 中学3年生のみなさん!受験生にとって「天王山」と言われる夏休みがやってきましたね。今年はコロナウィルスの影響で夏休みが短くなっていますが、この時期にどれだけ勉強で来たかで2学期以降の成績が大きく変わることに違いはありません。「せっかくの夏休みだし、ちょっと遊びたいな」と思う気持ちはわかりますが、ぐっとこらえて勉強に集中しましょう。

 さて、今回の夏休みでやっておきたいことは何でしょうか?1,2年生の復習、苦手科目や単元の克服、実力強化のための応用問題演習などいろいろと考えられると思いますが、実は先生のお勧めはこの中にはありません。先生のお勧めは、「2学期の予習」です。兵庫県公立高校入試で重視される内申点は2学期に行われるテストや提出物、授業態度などで決定されます。この内申点が志望校の基準に足りていなかった場合は受験できないことも珍しくありません。そうならないためには2学期の学習内容を今のうちに予習しておくことが一番です。特に今年はコロナウィルスの影響で例年よりも学校の進度が早く、しっかりと身につかないままにどんどん授業が進んでしまっているため、4月、5月の休校期間にちゃんと予習をしていたかどうかで既に大きく差がついてしまっています。これと同じことが2学期にも起こらないとは言い切れません。ただし、2学期の予習だけをしなさいというわけではなく、もちろん1学期の復習をはじめ、苦手単元の克服もできる限り進めておく必要があります。平日は2学期の予習をメインにして、土日に復習をするといったように曜日で分けて、勉強の計画を立ててみるのもいいかもしれませんね。

【教えて!友田先生!】系列位置効果

 みなさん、こんにちは。遂に学校が本格的に始まり、何だか急に忙しくなったなと感じている人も多いのではないでしょうか。時間がないときは、勉強の効率を上げるのが一番です。今回は「系列位置効果」というお話しです。ぜひ参考にしてくださいね。
 みなさん、英単語などの暗記をしている時に、初めと終わりに覚えた単語は思い出しやすいなと感じたことはありませんか?これは「系列位置効果」といって、情報の最初と最後は覚えていても、中間は忘れやすい現象のことをいいます。最初の情報を覚えていやすい初頭効果と、最後の情報を覚えていやすい新近性効果が関連しています。詳しい説明は省きますが、自分の苦手なもの、覚えにくいなあと感じることは、最初か最後のほうに覚えるようにすると効率よく覚えられるということになります。
 この効果を単語の暗記といった短時間の勉強だけではなく、1日の勉強の流れに当てはめて考えてみましょう。まず、勉強する科目の順番です。毎日同じ順番で勉強していると決まった科目の記憶が残りやすくなるため、得意、不得意科目ができてしまいます。そこで「勉強する科目の順番を毎日変える」ようにすれば、いろいろな科目をもれなく覚えられます。また、一回の勉強の流れを、前日の振り返りテスト→テキストを読み込む→重要な語句のテスト作り→作ったテストをする→翌日以降に再度振り返りのテストといったように、効率が悪くなる中間の勉強を作業系の学習に当ててやることで効率よく学習できます。今回の「系列位置効果」を頭の片隅において、勉強頑張ってくださいね!

【教えて!友田先生!】ザイアンス効果で成績アップしよう!

 みなさんは「ザイアンス効果」というものを知っていますか?アメリカの社会心理学者であるザイアンスによって提唱された、ある刺激に何度も接することによって、その刺激に対して親近性が高まり、好意が増加するという理論です。要するに、何度も見たり聞いたりしていると、だんだん好きになっていく効果のことです。例えば、テレビのCMなんかで最初は気にしていなかったものが、毎日見るようになると気になり始め、「面白そうだな」「ほしいな」「行ってみたくなった」と思った経験があると思います。

 これは勉強でも同じことが言えます。もともと知っていた内容と関連することを学校や塾で見聞きしたら、「あっ、それ知ってる!」といつもより興味を持って授業に取り組むことができたことってありませんか?そう考えると日頃から日常生活の中で様々な知識に触れておくことがとても大切なことがわかりますね。スーパーの野菜売り場でピーマンの産地を見たり、どこの国からどんな果物が輸入されているのかを見たりするだけでも地理の勉強をする時にきっと役に立ちます。その他にも、空を見上げれば星・太陽・天気、台所を探せば酢酸・重曹など、学校で習う理科の要素はたくさんあります。日々の生活の中で何気なく見過ごしてしまっているものを今よりも少しだけ気を付けてよく見てみるだけで、そこで得た知識はいずれ今後の学習につながっていきます。

 今回は「ザイアンス効果」についてお話ししましたが、みなさん参考になりましたか?そんな効果があるんだと思って、ちょっと意識をして生活をしてみてくださいね。