【教えて!友田先生!】系列位置効果

 みなさん、こんにちは。遂に学校が本格的に始まり、何だか急に忙しくなったなと感じている人も多いのではないでしょうか。時間がないときは、勉強の効率を上げるのが一番です。今回は「系列位置効果」というお話しです。ぜひ参考にしてくださいね。
 みなさん、英単語などの暗記をしている時に、初めと終わりに覚えた単語は思い出しやすいなと感じたことはありませんか?これは「系列位置効果」といって、情報の最初と最後は覚えていても、中間は忘れやすい現象のことをいいます。最初の情報を覚えていやすい初頭効果と、最後の情報を覚えていやすい新近性効果が関連しています。詳しい説明は省きますが、自分の苦手なもの、覚えにくいなあと感じることは、最初か最後のほうに覚えるようにすると効率よく覚えられるということになります。
 この効果を単語の暗記といった短時間の勉強だけではなく、1日の勉強の流れに当てはめて考えてみましょう。まず、勉強する科目の順番です。毎日同じ順番で勉強していると決まった科目の記憶が残りやすくなるため、得意、不得意科目ができてしまいます。そこで「勉強する科目の順番を毎日変える」ようにすれば、いろいろな科目をもれなく覚えられます。また、一回の勉強の流れを、前日の振り返りテスト→テキストを読み込む→重要な語句のテスト作り→作ったテストをする→翌日以降に再度振り返りのテストといったように、効率が悪くなる中間の勉強を作業系の学習に当ててやることで効率よく学習できます。今回の「系列位置効果」を頭の片隅において、勉強頑張ってくださいね!

【教えて!友田先生!】ザイアンス効果で成績アップしよう!

 みなさんは「ザイアンス効果」というものを知っていますか?アメリカの社会心理学者であるザイアンスによって提唱された、ある刺激に何度も接することによって、その刺激に対して親近性が高まり、好意が増加するという理論です。要するに、何度も見たり聞いたりしていると、だんだん好きになっていく効果のことです。例えば、テレビのCMなんかで最初は気にしていなかったものが、毎日見るようになると気になり始め、「面白そうだな」「ほしいな」「行ってみたくなった」と思った経験があると思います。

 これは勉強でも同じことが言えます。もともと知っていた内容と関連することを学校や塾で見聞きしたら、「あっ、それ知ってる!」といつもより興味を持って授業に取り組むことができたことってありませんか?そう考えると日頃から日常生活の中で様々な知識に触れておくことがとても大切なことがわかりますね。スーパーの野菜売り場でピーマンの産地を見たり、どこの国からどんな果物が輸入されているのかを見たりするだけでも地理の勉強をする時にきっと役に立ちます。その他にも、空を見上げれば星・太陽・天気、台所を探せば酢酸・重曹など、学校で習う理科の要素はたくさんあります。日々の生活の中で何気なく見過ごしてしまっているものを今よりも少しだけ気を付けてよく見てみるだけで、そこで得た知識はいずれ今後の学習につながっていきます。

 今回は「ザイアンス効果」についてお話ししましたが、みなさん参考になりましたか?そんな効果があるんだと思って、ちょっと意識をして生活をしてみてくださいね。