先日高校生を対象とした現代文の授業を行っていた時の話です。最近高校入試を終えたばかりの高校一年生に大学入試の問題を使って授業を行ったから当然しんどいのは予想通りだったのですが、それでもやはり文章を読むのはかなり難しいようです。もちろん文章のレベルがそれまで読んできたものより格段に上がっているのも原因の一つですが、見ていて一番感じたのは語彙力の無さです。議論している内容自体が難しいのにその議論を難しい言葉で展開するので文字通り「何を言っているのかわからない」状態になっていました。例えばこれが英語の文章ならば、学校でそのレベルの上昇に合わせて中学時代のものより詳しく大量の単語を収録した単語帳が配られ、それ使い覚えていくことで身に付けていくという流れがあります。しかし日本語の場合はそのような機会がほとんどありません。周囲の日本語レベルを上げていき、普段からそのような言葉に慣れていかなければ身につかないと思います。
教室長 瓜生翔太
◆英検のお知らせ◆
第二回英検の申し込みを受け付けております。本年度は新型コロナウィルスの影響で本会場の定数がかなり削減される見通しになっています。そこで入試や将来のことを考えて英検の取得を考えている生徒の皆さんは是非準会場に指定されているインフィニティ(六甲本部教室)での受検をお待ちしております。
申込締め切り→9/4(金) 締め切りが近いのでお早めに!