みなさん、こんにちは。遂に学校が本格的に始まり、何だか急に忙しくなったなと感じている人も多いのではないでしょうか。時間がないときは、勉強の効率を上げるのが一番です。今回は「系列位置効果」というお話しです。ぜひ参考にしてくださいね。
みなさん、英単語などの暗記をしている時に、初めと終わりに覚えた単語は思い出しやすいなと感じたことはありませんか?これは「系列位置効果」といって、情報の最初と最後は覚えていても、中間は忘れやすい現象のことをいいます。最初の情報を覚えていやすい初頭効果と、最後の情報を覚えていやすい新近性効果が関連しています。詳しい説明は省きますが、自分の苦手なもの、覚えにくいなあと感じることは、最初か最後のほうに覚えるようにすると効率よく覚えられるということになります。
この効果を単語の暗記といった短時間の勉強だけではなく、1日の勉強の流れに当てはめて考えてみましょう。まず、勉強する科目の順番です。毎日同じ順番で勉強していると決まった科目の記憶が残りやすくなるため、得意、不得意科目ができてしまいます。そこで「勉強する科目の順番を毎日変える」ようにすれば、いろいろな科目をもれなく覚えられます。また、一回の勉強の流れを、前日の振り返りテスト→テキストを読み込む→重要な語句のテスト作り→作ったテストをする→翌日以降に再度振り返りのテストといったように、効率が悪くなる中間の勉強を作業系の学習に当ててやることで効率よく学習できます。今回の「系列位置効果」を頭の片隅において、勉強頑張ってくださいね!