毎年話題になる某局の大河ドラマ。
今回はみなさん周知の西郷隆盛が主人公です。
原作者は、直木賞作家の林真理子さんです。
老若男女問わずモテ男の切り口らしいですね。
幕末や戦国時代で何度も描いた歴史上の人物でも、いろいろな脚本があるのは、一味違って興味深いものです。
『西郷(せご)どん』は自分磨きのために、他人の体験から学べる読書に勤しみ、陽明学者の佐藤一斎の「言志四録」をバイブルとして、
「一喜一憂するな、平常心でいろ。」
「物事の大局を見ろ。」
「己を見失うな。」
「機が熟すまで待て。」
「幅広い知識を身に付けろ。」
「今の境遇を目いっぱい楽しめ。」
「己に克つ心がけを持て。」
「若いうちに勉強しろ。」
「近道には落とし穴がある。」
などの言葉を「座右の訓戒」として書き残しています。
人物を探れば、様々な解釈や想像ができたりします。
学習でも同様で知れば知るほど、いろいろな見方や解き方ができるのはおもしろいものです。
「基本侮らず、深く理解すれば味わい深し。」
教室長:池田良哉