高校受験や大学受験の季節です。中学生たちもこの経験を経て、ようやく学習に対する考え方が変わってくるのではないでしょうか。
心理学者のレイモンド・キャッテルは知能を2種類に分けて考えました。
まず、新しい場面の適応に必要な能力で、思考力、暗記力、計算力などの受験で利用する「問題解決能力」にあたる流動性知能です。
集中力などもこれに含まれ、25歳がピークとなるそうです。
日々学習している受験生などの学生たちは、この知能の上昇のど真ん中にいるわけです。
もう一つは、これまでの専門的な知識や経験、趣味などを利用する能力で結晶性知能といい、60代でピークを迎えるそうです。
どちらも鍛えることができる大切な知能です。
学習すると脳の中では、本当に変化が起こっているのです。
学習を継続することで自然と成長しているのです。
だから、今までやってきた学校の授業や塾での定期考査や受験対策などの授業、そして、自分自身でやった家庭学習を信じて全力で試験にのぞんで下さい。
教室長:池田良哉