過去を振り返ってみたり日々のニュースを見ていると人間は様々な善行、悪行をおこなっています。
根っこは同じ人間なのにあるものは善行を、あるものは悪行を行っています。
どちらが人間の本当の姿なのでしょうか。人間の本質は善なのか、それとも悪なのか、これは中国で2000 年以上議論されてきたテーマです。
人は生まれながらに善であるとした性善説、人間は生まれながらに悪であるとした性悪説、これらは一見対称的な説のように見えますが中身を見てみると共通点が見出せます。
前者は生来善であっても放っておけば悪に染まるので学を修めなければならないとし、後者は生来人は弱いものであってそれを正すために学を修める必要があると説いています。
つまり人間の本質が善であろうと悪であろうと重要なのは学ぶことであり、昔から議論されてきたことをまとめると、「要するに勉強しよう」ということです。