新学習指導要領について

最近聖徳太子の表記などでよくニュースになっているのを目にしたかと思いますが、平成32年から34年にかけて小中高で採用される新しい学習指導要領が公示されました。

その内容で歴史に関して色々気になる点がありました。

そのひとつが中学で学ぶ内容に世界史的な内容が増えている、というか強調されていることです。

モンゴル帝国によるユーラシアの一体化に触れたり、ムスリム商人の役割に触れたり、明治以降で世界の出来事の流れの中で日本を捉えること求めています。

世界の中での日本を理解しようとするこれらの取り組みは高校で新設される世界史と日本史を混ぜた「歴史総合」を意識しているのかも。

世界の流れの中での日本の位置や役割を把握しようとするこの科目には個人的に好印象をもっているので、その橋渡しになるのならこの傾向は歓迎すべきだと思っています、負担が増える生徒諸君は大変かもしれませんが。

他にも気になることはありますがここには入りきれません。

続きがあればまた来月。

 

今津中マスター教室教室長:瓜生翔太

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