今、小学5年生は、音読タイムで「大造じいさんとガン」を読んでもらっています。
国語が苦手な子が何人かいます。
彼らは、普段の音読タイムの時間も、わからない漢字はボソボソ読んでみたり、気づいたら1行とばしていたりと、まぁ、あの手この手で音読タイムをさっさと終わらせようとしてきます。
国語の力をとまでは言いませんが、学校の国語の時間に先生にあてられて、スラスラ読めるようにはしてあげたい。そう思って始めた音読タイムやのに、このままじゃ、全く力にならないじゃないか~っ
と、私の鬼心に火をつけてしまい、新たな音読タイムのシステムを考えました。
5年生で段落ごとにみんなで交代しながら読んでいく
初めて読んだ時のタイムよりも、テストの時のタイムが遅かったら宿題を追加する
テストまでは何度練習してもよい
1回目が4分ちょっと。
練習で次に読んでみたら3分半。
おっ、30秒縮んだ。
やればできるじゃないか。ふむふむ。
と思っていたら、
「もう一回、やろうぜ。」
「そうやな。もう少し早く読めそうや。」
とかいいながら、普段なら、同じ文章を2回も3回も読むことはしないのに、勝手にまた練習し始めました。その後テストの時間がくるまで、ずっと繰り返し練習しました。
「そろそろ本番いこか。」
おっ、さっき間違えた漢字もしっかり読めてるぞ。区切ってるところもおかしくない。いい感じ。がんばれ。あとちょっとだ。
2分半!!!!!!!!!!
目の前でパチンと音が鳴りました。
ハイタッチ。
久しぶりに見たなぁ。
1月25日火曜日 インフィニティあのね日記 松本飛鳥