塾に来る途中(塾に来るときに私はこのブログのネタに出会うことが多いようです。)道の向こうから
「百年生になったら、百年生になったら、友達千人できるかな♪」という歌声と、はつらつとした笑い声が聞こえてきました。
小学1年生が次の1年生のために学校で練習しているのでしょうか。学校で練習している歌の替え歌を歌いながらの下校。「なつかしいなぁ。私もよく(替え歌)してたなぁ。」と思い、ついつい一緒に口ずさんでしまいました。
百や千という数字は、私たち大人からすると“なんてことのない、ただの数字”です。だけど、小学校1年生からすると、とってもとっても大きな数で、不思議なものなのかもしれません。(私の弟がその昔、「姉ちゃんの年は7つ、お父さんお母さんの年はいっぱい、ばあちゃんとじいちゃんの年はいっぱいいっぱい。」と言っていたことがありました。たぶん10以上の数は大きすぎてどれも一緒だったんでしょう。ただのアホやって説もありましたが。)
実際に小学1年生で学習するのは百まで。千は確実に未知数なのです。百までしか知らない世界ってどんな感じなんでしょうか。その世界には戻りたくても、もう戻れません。その先を知ってしまっているので、彼らの歌う替え歌の面白みがわからない。残念。
大人の知らない世界って実際にあるんですね。
3月16日 月曜日 インフィニティあのね日記 松本飛鳥