先日、「今日の先生の丸つけの仕方が嫌やった。」と言われました。
中3生に、毎日英語の長文問題を解かせています。
私はできた人のところへ行って、とりあえず○か×かをつけるのですが、
その×のつけ方が気に食わなかったみたいなんです。
へっ!!?
ってなりますよね。いや、私は実際なりました。
だって、私、今まで、その×のつけ方しかしたことないんですもん。
「×のつけ方がなんか冷たかった。」 えっ??いつもと一緒やで。
「わかる。なんか冷たかった。」 だから、いつもと一緒だって。
「もう、あの×つけられた瞬間に、いっきにテンション下がったもん。」 マジで??そこまで??
「一生懸命考えて考えて考えて作り出した答えやったのに、一瞬でペッて×つけられたぁ。」
そっか、この子たちは、悔しかったんやぁ。
一生懸命考えて自分なりの正解を書いたのに、一瞬で×。
そりゃ、悔しいわなぁ。
えっ、私が何に感動しているかというと。みなさん覚えてるでしょうか??
去年の今頃書いたあのね日記。
今年の中3ってことは去年の中2。
この子たち、去年は、英語が全くできなかったんです。
去年は単語を覚えるのさえ嫌がってた子たちなんです。
英語の長文を解いて必死に答えを考えていることが
「成長やなぁ~。」って思うのに。
悔しいって気持ちは、自信をもって初めて湧いてくる感情。
1年前はできなかった英語に自信を持ち始めたってことなんですよね。
できなかったことができるようになり、そして自信を持ち始める。
そこにはどれだけの努力があったでしょう。
がんばったから、得られる感情。
でもね、最後はやっぱり笑っててほしい。
最後の最後に悔しい思いをさせたくない。
がんばらんと。
12月18日金曜日 インフィニティあのね日記 松本飛鳥