2学期に入り、6年生は、英単語の練習を始めました。
英単語を覚えたことのない子供たちにとって、この学習は忍耐力のいる学習。
毎年9月になると、かなりの時間をかけてみんな頑張って暗記します。
規則性がわからないから、なかなか覚えられないんですよね。
私も中1の時、ローマ字読みとかしながら必死で覚えたなぁ。
小学生の定期テストで、高得点をとる2人の6年生AとB。例年なら、数字の0~13までを半分に区切って覚えさせるのですが、「この子たちなら。」と思い、0~13まで一気にテストしてもらうことにしました。
黙々と手を動かす2人。
ひたすら黙々と手を動かす2人。
時計を確認する私。あー算数が進まない…。よし、予定変更。
「よし、7までにしよう。」
Bの顔がほころび、Bが1~7までのテスト勉強に切り替えました。
しばらくしてAが
「10まで書いたし。全部する。」
と言います。すると、さっきまで1~7までのテスト勉強をしていたBが8~13まで勉強しはじめました。
また黙々と手を動かす2人。
ちらっと時計をみたAが、時間を気にし始める。このままだと時間内に終わらない。そうおもったのか、Aがちょっと動きを止めた瞬間…
Bがテストを受けるといいます。
それを聞いたAはやっぱり最後までがんばろうと思ったらしく、また黙々と手を動かし始めました。
いいライバル。
負けたくないという思いをもって取り組むことが、特に小学生の時には必要だと思います。
勝ったり負けたり。喜んだり、悲しんだり、悔しがったり。
たくさんの思いを経験して大きくなっていってほしいものです。
にしても小6であの集中力。いやー、すごい。
きっと次回は時間をかけずにテストを受けられることでしょう。
9月7日金曜日 インフィニティあのね日記 松本飛鳥