この前、母と電話してたときの話
うちの弟が母に向かって、
「今日のお風呂、お母さんいれたやろ。」
とちょっと怒りながらいってきたそうです。
「そうやけど??」
と母が答えると
「やっぱりね。」
と弟が言ったらしいのです。
うちのお風呂は、まだ昔ながらのお風呂で、水道の蛇口が2つ付いています。
だから、お湯の蛇口と水の蛇口の調節をうまいことしないと、
熱すぎたり、逆に冷たすぎたりします。
弟は「やっぱりね。」といった後にこう続けます。
「ばぁちゃんやったら、おいたちのちょうどよか温度ばしっとらすけん。」
(ばぁちゃんなら、僕たち兄弟の調度いい温度を知っているから。)
うちには2人の弟がいて、どっちかが熱いお風呂が好きで、
どっちかがぬるいお風呂が好きなんだそうで、ばぁちゃんは、どっちがどっちかを把握していて、
弟がお風呂に入るときに、どっちが先に入るのかを聞いて、
お湯が溜まるまでお風呂場で、お湯の調整をしてるらしいのです。
ばぁちゃん、90歳で、お風呂場みないなタイル張りのところは冷える上に、足元も悪いのに。
祖母の弟たちによろこんでほしいという気持ちが伝わってきて、
ちょっとほっこりとしました。
春になったら、ばぁちゃんに会いに帰ろう。
そして、いい年してお風呂のお湯張りをしてもらってる弟たちに、喝をいれよう。
2月1日月曜日 インフィニティあのね日記 松本飛鳥