インフィニティだより Vol.277|2026年8月

Contents

■ 授業スケジュール(2026年8月度)

■ お知らせ

■ 教えて!友田先生!:間違い直し、本当にできていますか?

■ 松本先生のつぶやき:その勉強、意味ありますか?

■ 司馬先生からひとこと:「やらされる勉強」より「自分で決めた勉強」

1休校日
2休校日
3夏期講習
4夏期講習
5夏期講習
6夏期講習
7夏期講習
8休校日
9休校日
10休校日
11休校日
12休校日
13休校日
14休校日
15休校日
16休校日
17夏期講習
18夏期講習
19夏期講習
20夏期講習
21夏期講習
22休校日
23休校日
247月度平常授業再開
25※平常授業があります。
26※平常授業があります。
27※平常授業があります。
28※平常授業があります。
29休校日
30休校日
31※平常授業があります。

2026年度(2026年4月〜2027年3月)の年間スケジュールはこちらからご確認いただけます。

夏期講習

日程:7/20(月)〜8/21(金)

7月度 平常授業について

下記の日程は、7月度の平常授業を行います。

8/24(月)〜9/2(水)

※9月の平常授業は9/3(木)〜となります。

間違い直し、本当にできていますか?

みなさんは、間違い直しをどのようにしていますか?

英単語や一問一答のような暗記テストでは、赤ペンで正しい答えを書いて終わりにしてしまう人もいるかもしれません。でも、それでは覚えたことにはなりません。

大切なのは、間違えた問題をできるようになるまで繰り返すことです。再テストをしたり、時間を空けてもう一度解いたりしながら、「もう絶対に間違えない」という状態まで持っていきましょう。

面倒に感じるかもしれませんが、この積み重ねが成績の差になります。成績の良い人ほど、この「間違えた問題」と真剣に向き合っています。

では、数学の間違い直しはどうでしょうか。

学校の提出用ワークに×をつけて、答えを赤で書いて終わりにしていませんか?

数学で大切なのは、答えを書くことではなく、解き方を理解することです。なぜその式になるのか、なぜその考え方で解けるのかを理解したら、必ずもう一度自分の力で解き直してみてください。

「わかった!」と思っていても、実際に解いてみると「あれ、どうやるんだっけ?」となることはよくあります。

実は、「わかる」と「できる」は違います。

本当に身についたと言えるのは、自分一人の力で解けるようになったときです。そのためには、できるようになるまで何度も練習するしかありません。

そして、数学でもう一つ意識してほしいことがあります。

それは、自分の解き方が答えにつながるのかを考えることです。

解答と違う方法でも、正しく答えにたどり着ける解き方はたくさんあります。教科書や解答の方法だけが正解ではありません。

自分の考え方でどこまで合っていたのか、なぜ途中で答えにたどり着けなかったのかを振り返ることが、とても大切です。

自分の解き方に自信がついてくると、間違えたときに「なんで?」「どこで間違えたんだろう?」と本気で原因を知りたくなります。その気持ちが成長につながります。

ただ答えを書き写して終わる勉強では、力はつきません。

面倒でも、できるようになるまで繰り返す。その積み重ねこそが、本当の実力になります。

「間違い」は悪いものではありません。成績を伸ばす一番のチャンスです。

ぜひ、一つひとつの間違いを大切にして、本気で向き合ってみてください。

その勉強、意味ありますか?

今年の夏期講習から来てくれている男の子がいます。ある日の授業中、その子が教室中に聞こえるくらいの大きな声で言いました。

「先生、こんな勉強、将来意味ありますか?」

周りのみんなは、「そんなこと言ったら松本先生に怒られる……。」そう思ったのでしょう。教室の空気が一瞬止まりました。

きたーーーっ!スイッチチャンスーーー!!

私はこういうとき、
「あー、こいつ、頭いいな。」
と思うんです。

勉強が嫌いな子なんて、いっぱいいます。

でも、「何で勉強せなあかんの?」って真正面から聞いてくる子は、意外と少ないんです。何となくやってる子がほとんど。
だから、こういう子は勉強する意味さえ見つけられたら、結構伸びるんだと思うんです。あとはスイッチを押すだけ。

……まあ、前向きになるまでには時間はかかりますが(笑)

私は、こういう話になったらいつもする話があります。

「今やってることに意味があるかどうかなんて、今は分からん。役に立つかもしれんし、役に立たんかもしれん。でも、次に進むときの鍵になるかもしれん。使わん鍵もあるけどな。でも、必要なときに持ってなかったら、次には進まれへんやろ?」

という話です。

実は、こんなこと言ってる私も、中学生の頃は同じことを思ってました。

特に歴史。「昔のこと覚えて何になるん?」「過去のこと知って、今を生きてる自分に何か意味あるん?」と本気で思ってました。

それが今となっては、、、
まさか仕事で歴史の授業をするとは。でも、歴史を勉強してよかったなって思うことは結構あります。

「あ、この出来事の原因ってこれやったんや。」
「あー、これとこれってつながってたんや。」

点やと思ってたものが、後から線になっていく。
これがおもしろい。
妄想族である私には、実は歴史は向いてる科目だったたのかもしれません(笑)

中学生の頃の自分が見たら、「何がおもろいねん。」って言うと思います。でも、大人になると見え方って変わるんですね。

だから、今やってる勉強も、今は意味が分からんくてもいいと思います。
AIの時代になって、分からないことはすぐ調べられるようになりました。でも、「何を調べるか」「どう考えるか」「それをどう使うか」。
これはAIじゃなくて、自分でやることなんです。

さて、受験の天王山・夏休みもいよいよ後半。

朝から夜まで、毎日塾に来て、黙々と勉強してる中学3年生の姿を見ています。

「何で勉強せなあかんねん。」

そんな文句を一回も言わずに頑張っている。そのステージはとっくの昔にクリアしたのでしょう。
その頑張りは、絶対に次の道につながります。
今集めてる鍵が、どこの扉を開けるかはまだ分かりません。

でも、その鍵を一つずつ集めてるみんなを見てると、「あー、この子ら、大丈夫やな。」と思います。

朝から頑張るみんなを見て、逆に先生の方が元気をもらってます。

夏休みもあと少し。もう何本か鍵を増やして、夏休みを終えましょう。

「やらされる勉強」より「自分で決めた勉強」

新しく何かを始めようと思ったとき、大切なのは「自分でやる」と決めることです。

「これなら自分にもできそうだからやってみよう」と考えるのと、「先生や親に言われたからやる」と考えるのとでは、同じ行動でも得られる充実感は大きく変わります。

心理学者エドワード・L・デシは、このことを確かめるために立体パズルを使った実験を行いました。

被験者を、「パズルを解くと報酬がもらえるグループ」と、「報酬がもらえないグループ」に分け、途中で自由時間を与えて「続けても、やめてもよい」という状況をつくりました。

その結果、報酬がもらえないグループの方が、自由時間にも長くパズルに取り組んでいたのです。

デシは、報酬がないからこそ、「パズルそのものが楽しい」「もっと解いてみたい」という気持ちが生まれたと考えました。これを「内的報酬」と呼びます。

人のやる気には、大きく分けて二つあります。

一つは、「怒られるから勉強する」「親に言われたからやる」といった、プレッシャーによって動くやる気。

もう一つは、「できるようになりたい」「目標を達成したい」といった、自分の意思から生まれるやる気です。

同じ勉強をするにしても、後者のほうが長続きしやすく、充実感も得られます。

勉強でも習い事でも、新しいことを始めるときは、「やらされている」ではなく、「自分で選んだことだから頑張ってみよう」という気持ちを大切にしてみてください。

その小さな意識の違いが、やる気や成長につながっていくはずです。

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