インフィニティだより Vol.276|2026年7月

Contents

■ 授業スケジュール(2026年7月度)

■ お知らせ

■ 教えて!友田先生!:天王山の夏

■ 松本先生のつぶやき:結婚おめでとう~あの頃の落書きを私は忘れない~

■ 司馬先生からひとこと:自分で決めよう

16月度平常授業終了
27月度平常授業開始
3
4休校日
5休校日
6
7
8
9
10
11休校日
12休校日
13
14
15
16
17
18休校日
19休校日
20夏期講習
21夏期講習
22夏期講習
23夏期講習
24夏期講習
25休校日
26休校日
27夏期講習
28夏期講習
29夏期講習
30夏期講習
31夏期講習

2026年度(2026年4月〜2027年3月)の年間スケジュールはこちらからご確認いただけます。

7月度 平常授業について

7月度の平常授業は下記の日程となります。

7/2(木)〜7/17(金)

8/24(月)〜9/2(水)

※7/20(月)〜8/21(金)は夏期講習のみの開講となりますので、平常授業はございません。

夏期講習

日程:7/20(月)〜8/21(金)

詳細については、LINEでご連絡いたします。

天王山の夏

中学3年生のみなさん、ついに受験の天王山と言われる夏休みがやってきましたね。この1か月間でどれだけ勉強できたかが、2学期の成績だけではなく、志望校合格を大きく左右すると言っても過言ではありません。今まで部活等でなかなかまとまった時間が取れなくて勉強できなかったという人は、初めは長時間の勉強を辛く感じるかもしれません。しかし、長時間の勉強も慣れればそこまで辛いものではないと気付くはずです。気持ちで負けないように頑張りましょう。

それでは、心の準備ができたところで、今回のテーマに入ります。せっかく勉強するのであれば、成績の上がらない勉強のやり方をするのではなく、成績が上がるやり方で勉強しなければ意味がありません。どのように勉強すればいいのか真剣に考えてみましょう

【まずは基礎を固める】

受験勉強というと難しい問題ばかり解かなければいけないと思う人もいるかもしれません。しかし、本当に大切なのは基礎です。実力テストや入試問題で思うように点数が取れない原因の多くは、基礎知識や基本問題の理解不足にあります。

夏休みは、中学1・2年生の内容や中学3年生の1学期までの内容を総復習する絶好の機会です。特に数学や英語は積み重ねの教科なので、苦手な単元をそのままにせず、一つずつ解決していきましょう。

【できるまで繰り返す】

成績が伸びる人と伸びない人の違いは、勉強量だけではありません。「できるまでやるかどうか」です。

問題を解いて丸付けをしただけで終わっていませんか。間違えた問題は解説を読み、もう一度解き直し、数日後に再び解いてみることが大切です。本当に理解できているかを確認する習慣をつけましょう。

入試本番では、解説を見ながら解くことはできません。自力で正解できる状態にして初めて力になったと言えます。

【時間ではなく集中力】

受験生になると勉強時間ばかり気になりがちです。しかし、10時間机に向かっていても集中できていなければ意味がありません。

スマホやゲームなど気が散るものは勉強場所から離し、「英単語を50個覚える」「数学を30問解く」など具体的な目標を決めて取り組みましょう。集中した時間を積み重ねることが、学力向上につながります。

【自分に負けない】

受験勉強は、自分との戦いです。勉強したくない日もありますし、思うように成績が伸びず不安になることもあります。しかし、そのような時でも机に向かい続けた人が最後に力をつけていきます。

夏休みは長いようで短いものです。受験が近づいたとき、「あの夏に頑張っておいて良かった」と思えるように、一日一日を大切に過ごしましょう。この夏の努力が、志望校合格への大きな一歩になります。頑張っていきましょう。

結婚おめでとう
~あの頃の落書きを私は忘れない~

先日、卒業生たちと久しぶりに食事をする機会がありました。

何やら報告したいことがあると連絡をもらい、少しワクワクしながら出かけると、

「結婚しました!」

と、その中の二人が手に光る指輪を見せてくれました。

彼らと出会ったのは、もう15年ほど前。

当時の私は、マスターコースを担当し始めてまだ3年目。厳しく接することこそが良い指導だと信じ、若さと勢いだけで教室を引っ張っていました。今思えば、熱血というより暑苦しかったかもしれません(笑)。

花嫁となった彼女は、とても繊細な子でした。家庭環境の影響もあり、気持ちが揺れ動くことも多く、私は「甘えているだけではないか」と厳しく叱ることもありました。

それでも彼女は、言い返すことなく「はーい」と返事をし、気づけばまたノートにメタモンの落書きをしている。そんな少し不思議で、どこか憎めない子でした。

ただ、一つだけ昔から変わらなかったことがあります。

誰にでも優しく、困っている友だちには自然と寄り添えること。

その彼女が今、支援員として子どもたちを支える仕事に就いていると聞き、「あぁ、この子らしいな」と心から嬉しくなりました。

人は大人になっても、本質は変わらない。ただ、その本質は経験を重ねることで太く、深く育っていくのだと思います。

そして、私自身も考えさせられました。

教育に正解はありません。

15年前の私は、もっと違う関わり方があったのではないかと、今でも思うことがあります。

それでも今回、「先生に報告できてよかった」と会いに来てくれたことが、本当に嬉しく、少しだけ15年前の自分も報われた気がしました。

卒業して何年経っても、「先生に会いたい」「先生に報告したい」と思ってもらえること。それは講師として何よりの喜びです。

子どもたちがそれぞれの人生を歩み、その子らしい花を咲かせる。そのほんの数年間でも一緒に歩めることが、この仕事の一番の幸せなのだと改めて感じた一日でした。

自分で決めよう

期末考査も終わり、1学期の通知表が出る頃になりました。夏休みにはオープンスクールが始まり、特に中学3年生の皆さんは、志望校を少しずつ意識し始める時期ではないでしょうか。

中学生の皆さんにとって、高校受験は人生で初めて迎える大きな分岐点かもしれません。どの高校を目指すのか、これからどのように勉強に取り組むのか。最終的には、自分で考え、自分で決めていく必要があります。

つまり、高校受験は「自己決定」の機会でもあります。

ところで、人間の幸福度を考えたとき、何が大切だと思いますか?

国内の約2万人を対象にした調査では、幸福感に影響を与える要素は、

健康 > 人間関係 > 自己決定 > 所得 > 学歴

の順であることが分かっています。

つまり、お金や学歴よりも、「自己決定」(=自分で決めること)のほうが、幸福感に大きく関わっているということです。「自己決定」は、私たちが幸せに生きていくうえで、とても大切な力だということです。

自分で進路や目標を決めた人は、その結果に責任や誇りを持ちやすく、達成したときの幸福感も高くなると言われています。これは、進路選択のような大きな決断だけでなく、日常の小さな選択にも当てはまります。

例えば、自分から勉強を始めようと思っていたのに、その直前に「早く勉強しなさい!」と言われて、急にやる気がなくなった経験はありませんか。

人間には、自分の行動を自分で決めたいという欲求があります。そのため、他人から強制されたと感じると、反発したくなってしまうことがあります。これを「リアクタンス」と呼びます。

反対に、「自分で決めた」と感じられると、同じ勉強でも前向きに取り組みやすくなります。

もちろん、すべてを自分の思い通りに選べるわけではありません。それでも、「やらされるからやる」のではなく、「自分でやると決めたからやる」と考えるだけで、勉強への向き合い方は大きく変わります。

小さなことでも、自分で考え、自分で決める。

その積み重ねが、充実した毎日につながっていくのです。

画像 画像