インフィニティだより Vol.264|2025年7月

Contents

■ 授業スケジュール(2025年7月度)

■ 教えて!友田先生!「志望校を決めよう!」

■ 六甲個別教室「夏本番」

■ 鷹匠中マスター教室「『この遊具は年長さんしか使われへんねんで』事件」

■ 長峰中マスター教室「壁を乗り越えるための問題」

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187月度平常授業終了
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21夏期講習
22夏期講習
23夏期講習
24夏期講習
25夏期講習
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28夏期講習
29夏期講習
30夏期講習
31夏期講習

2025年度(2025年4月〜2026年3月)の年間スケジュールはこちらからご確認いただけます。

志望校を決めよう!

 期末テストも終わり、あともう少しで夏休みがやってきますね。「やったー!夏休みに何して遊ぼうかな」なんて考えている人はいませんよね?中学3年生にとって、夏休みはじっくりと受験勉強ができるとても大切な時期です。この時期に本気で勉強に取り組めたかどうかで、2学期以降の成績だけではなく、入試の合否が変わるといっても過言ではありません。しかし、やらなければいけないのはわかっているけれども、部活を引退したばかりでなかなか本気になれないという人もいると思います。思い当たる人は、まず志望校を決めてみてはどうですか?行きたい高校がはっきりと定まれば、自然と勉強へのやる気も出てくるはずです。

 そこで今回のお便りでは、志望校を決めるポイントをいくつか紹介しておくので、公立高校だけではなく、私立高校の志望校も考えてみましょう。

1.受験勉強中心か、部活や校外活動に力を入れている学校か?

2.大規模な学校か、少人数で丁寧な指導をしてくれる学校か?

3.通学に無理はないか?

4.進学校か附属校か?
→附属の場合、高校や大学で内部進学、外部受験の実績をしっかり確認してください。

5.学校の周囲の環境は大丈夫か?

6.入試問題の難易度が自分に合っているかどうか。
→入試問題の傾向は、高校によって大きく異なります。まずは入試過去問をチェックして、問題の難易度を確かめ、どのような対策が必要なのも考えておきましょう。

 志望校を考えることは、将来どのような職業に就きたいのか、どのような大学に行きたいのか、高校に入ってから何をやりたいのかなどを考えるよい機会です。2学期になると、学校の先生との面談や保護者を含めた三者面談が学校で行われます。その時になって、とにかく受かる所を・・・と焦って志望校を決めるといったことになってしまわないように、今からしっかりと考えておきましょう。8月は様々な高校でオープンハイスクールが行われています。実際に高校を自分の目で見ることで、高校に通うイメージができるようになり、今まで実感がなかった高校受験を身近に感じることができるようになります。そして、心の底から行きたいと思える高校に出会えれば、勉強のやる気も変わってきますよ!

夏本番

 梅雨明けのニュースが流れています。平年より22日早いそうです。梅雨が明けると、そう暑い夏がやってきます(もうすでに暑い毎日ですが)。猛暑が長く続く夏になる恐れがあり、熱中症にも十分気をつけなくてはなりません。

 夏は受験の天王山という言葉を聞いたことがありますか?夏の過ごし方が大きく合否を決めると言われています。これは、1年で最も長いお休みが夏休みということから来ていると思います。受験生だけに限らず、それ以外の学年のみなさんにとってもとても大切な夏休みです。

 学校がお休みで、学校の授業が進まない夏休みの間に、しっかりと苦手科目・単元の克服をすること、先取り学習をしておくことが大切です。

■苦手科目・単元の克服

 普段は、学校の授業がドンドン先に進んでしまいますので、そこに追いつくことに精一杯でなかなか苦手科目や単元の克服に手をつけることができません。また、何とか定期テストでは点数が取れたとしても、理解が曖昧で自信がない単元はありませんか?こういった単元をそのままにしておくと、受験前に(小学生のみなさんは中学校に入ってから)困ることになります。今のうちに理解を深めておくことが重要です。

■先取り学習

 勉強の理想は、塾で先取り学習、学校で復習です。学校の授業は集団(講義)授業なので、理解できていなくても先に進んでしまいます。決して学校の先生の授業がわかりにくいのではなく、集団(講義)授業の性質です。クラス全員が理解できる授業はないと思っています。塾では個別に教えてもらえますから、わからないところがそのままになってしまうことはありません。わかるまで何度でも解説をしますので、根気強く頑張れば必ず理解できます。そして、塾で理解ができていると、学校の授業も理解できます。この夏休みにしっかりと先取りをして、2学期は学校の授業がわかる!という実感を得てください。

 最後に、受験生の皆さんへ。夏休みは受験生は頑張って当たり前です。みんな頑張って受験勉強に取り組んで来ますので、普通の頑張りでは現状維持、万が一、頑張りが足らなければ、成績を下げてしまうことになります。今年の夏は記録的な猛暑になりそうですが、皆さんにとってもこれまでにない頑張りをする夏にしましょう!

田中健裕


六甲個別教室からのお知らせ

◆ 英検対策コース

英検S-CBTをご存知ですか?

英検(従来型)は一次試験、二次試験と2日間の試験で、試験日も年に3回決まっており、学校の定期テスト期間とかぶっていたり、せっかく対策をしたにも関わらず部活の試合などの予定と重なって受験ができないということがありました。

英検S-CBTは、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングを1日で測ることができる試験で、原則毎週実施されています。つまり、自分のペースでしっかりと対策をして、チャレンジできる試験です。

今年度より、六甲個別教室では、随時「英検対策コース」を開講いたします。自由に日程・時間帯をお選びいただけますので、ぜひご活用ください。1コマ単位でのお申し込みが可能です。

英検S-CBTの試験日程・受験案内についてはこちらをご参照ください。

ー英検対策コース概要ー

【対象】英検3級、準2級、2級、準1級の取得を目指す方

【形式】1:2個別+演習

【曜日】月曜日〜金曜日 ※自由選択

【時間】17:00-18:45/19:00-20:45/19:55-21:40 ※自由選択

【回数】1コマあたり 3,700円(税込4,070円)

受講をご希望の方は、こちらからお申し込みをお願いいたします。

英検対策コース 2025年6月

英検対策コース 2025年7月

※夏期講習期間中は、英検対策コースの開講がございませんので、1:2個別コースを受講ください。

◆ 個別面談について

今年度より、六甲個別教室では、随時「個別面談」を受付させていただきます。お子さまの学習や進路等でお困りのことがありましたら、そのタイミングで個別面談をお申し込みいただけると幸いです。ご希望の日時をLINEにて、複数お知らせいただければ日時調整をいたします。

・曜日は原則として平日の月曜日〜金曜日とさせていただきますが、土曜日・日曜日でもご対応可能です。

・時間は授業時間帯の17:00〜21:40は、ご対応が難しいですが、午前中や授業終了後でもご対応可能です。

・教室へお越しいただくことが難しい方は、ビデオ通話や電話でお話しをさせていただくことも可能です。

『この遊具は年長さんしか使われへんねんで』事件

 いつも幼稚園帰りに立ち寄る公園で、娘がよく一緒に遊んでいるおともだちがいます。うちの娘だけが年中さんで、他の子たちは年長さん。そんなある日、娘が楽しみにしていた遊具で遊ぼうとすると、「夏は暑いからな、ここは年長さんしか乗ったらあかんねんで」と、ちょっとした意地悪を言われてしまいました。

 その遊具で遊ぶことが目的で公園に寄っている娘は、しばらく黙って考え込んだあと、私のところにやってきました。

 「〇ちゃんと□ちゃんが、年長さんしか遊んじゃダメだっていってきた。リッカちゃんも遊びたいのに。」

 私は、どう返すのが正解かわからず、「そっか、そんな日もあるんかもね。お砂場とかブランコで遊んだらいいんじゃない?」と伝えました。でも、娘はそれでは納得できなかったようで、〇ちゃんのママのところに行って、さっきと同じことを伝え、その後□ちゃんのママにも同じように話しに行きました。

 「チクるタイプか……」と少し思いつつも、相手はまだ幼稚園児。ママたちが「公園はみんなが遊ぶ場所だよ」と言っても、すぐに態度が変わるわけでもありません。でも、娘はめげませんでした。おともだちの目に入らない位置から、そっとその遊具に上り、しれっと遊び始めたのです。すると、それを見たおともだちも面白くなったのか、結局一緒に遊び始めました。

 娘の粘り勝ちでした。

 意地悪を言われてしょんぼりしている娘を見ると、「もう帰ろうか」と言いたくなる気持ちもありました。でもこのときは、娘の選択を見守ることにしたのです。

 後日、幼稚園の先生と話していたとき、「娘さん、タフですよ」と言われ、あのときの対応が腑に落ちました。この年頃の子どもたちは、意地悪をするし、される。これは「あるある」なのだそうです。

 でも、43歳の私の頭では「意地悪=悪」。娘が意地悪していれば止めたくなるし、されていたら遠ざけたくなる。でも、この時期に「意地悪をされたとき、どう感じるか」「どう行動して、どう結果が出るか」を体験することは、大切な成長のプロセスなんだと知りました。

 この経験から、「勉強」も同じかもしれないと思いました。

 中学生になると、テストで結果を出すことが求められます。だからつい「これがベストなやり方だよ」と最初から与えたくなる。でも、それを自分で試して見つけることも、勉強における大切な成長の一部ではないでしょうか。

 もちろん、絶対に効果がない方法や変なやり方は注意します。ただ、「まとめノートを作るのがいい人」「問題をたくさん解くのが合う人」「コツコツ毎日やるのが合う人」…そのやり方は人それぞれです。「あんたはこのタイプ」と決めつけるのではなく、やらせてみて、自分に合う方法に気づかせ、それを成功体験につなげること。これは、勉強以外にも一生ものの土台になると思うのです。

私はこう考えています:
• 中1:いくつかの勉強法を提示して、科目ややり方もある程度こちらがリード
• 中2:少しずつ自由度を増やす。おかしいときや成果が出ないときは口を出す
• 中3:ほぼ口を出さない。多くの子が自分のベストを見つけているから

 こうした「気づき」を与えるのが私の仕事であって、「あれもダメ、これもダメ」と先回りして口を出すのは違う。そう認識を新たにし、これからの指導に生かしていこうと思っています。

教室長 松本飛鳥


鷹匠中マスター教室からのお知らせ

◆ インフィニティ小学生定期テスト

対象:小学5年生、小学6年生

 インフィニティ小学生定期テストを7/18(金)に実施します。7月1週目にはテスト範囲と対策プリントを配布予定です。塾の時間だけではなかなか高得点に結びつきません。自習に来てみる、お家でもテスト勉強に取り組むなどし、しっかりと対策をしてから臨みましょう。

壁を乗り越えるための問題

 1学期の期末テストも終わり、どんどんテストの返却があり、成績に一喜一憂する声が教室に鳴り響きます。「先生、今回のテスト50点上がったよ!」とうれしそうに報告してくれる生徒を見ていると塾の先生をしていてよかったな、そして、もっと頑張らないといけないなと思います。

 何事もそうですが、うまくいくと「よし!頑張ろう」と前向きになれるものです。これは勉強でも同じで、勉強はわからない、できない状態が長く続けばどんどんやる気が無くなっていき、勉強がわかる、できるとなればやる気が出てきます。それでは簡単な問題をたくさん解けばやる気が出てくるのかというとそうではありません。簡単にできる問題を繰り返しているだけでは勉強に飽きてしまいますし、難しすぎて解けないような問題ばかりやっていては、自信を失って一気にやる気が無くなってしまいます。

 それではどうすればいいのか?

 それは、ちょっと難しいけど頑張ったら解けそうな問題に取り組むことです。いつも授業中に先生が強調して言っている「壁を乗り越えるための問題」です。合計300点を超えている子はできるけれども、300点いかない人にはなかなかできないような問題。思考力が必要な応用問題でここが解けるかどうかで成績が大きく変わる問題。勉強ができない人はここであきらめてしまう問題。このような問題を解説する際にはとても力が入ります。「ここやで!ここができるようになったら成績が上がる問題やで!できるようになるまで練習や!」と熱くなってしまうのですが、なかなか伝わらないのも事実です。

 本気で成績上げたいのであれば、この問題を何度も解き直して、確実にできるようにしてください。それが、できるという自信になり、成績アップにつながっていきます。逃げないこと。あきらめないこと。やればできる!

塾長 友田大介


長峰中マスター教室からのお知らせ

◆ 7月度平常授業

 6/23(月)〜7/18(金)の期間となります。

◆ 夏期講習

 7/21(月)〜8/29(金)

 夏期講習期間中は、平常授業は行われませんので、ご注意ください。

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