インフィニティだより Vol.260|2025年3月

Contents

■ 授業スケジュール(2025年3月度)

■ 教えて!友田先生!「ブレイクスルー」

■ 六甲個別教室「2月が終わり、3月が始まる」

■ 鷹匠中マスター教室「スイセンの花が咲きました」

■ 長峰中マスター教室「新年度が始まるにあたって」

1休校日
土曜特訓
2休校日
33月度平常授業スタート
4
5
6
7
8休校日
土曜特訓
9休校日
10
11高校入試ファイナルBターム 終了
12公立高校入試
13
14
15休校日
16休校日
17
18
19
20
21
22休校日
23休校日
24春期講習
25春期講習
26春期講習
27春期講習
28春期講習
3月度平常授業終了
29休校日
30休校日
31春期講習

2025年度(2025年4月〜2026年3月)の年間スケジュールはこちらからご確認いただけます。

ブレイクスルー

 勉強しているのになかなか成績が上がらない。これはほとんどの人が感じていることではないでしょうか。勉強を始めたばかりの時は順調に伸びるのですが、ある程度できるようになると、なかなか成績が上がらなくなってしまいます。ですが、そこであきらめずに、長い時間頑張って勉強し続けると急に成績が上がるときがやってきます。それも一気に成績が上がります。このような経験は、めったにあることではありません。先生も今までに小5と高3の2回しかありません。その時は何か急に視界が開けたような感覚がありました。

 これは一般的に「ブレイクスルー」と呼ばれるもので、今まで障壁になっていたものが壊され進展することを言います。名探偵コナンで考えるとわかりやすいかもしれません。番組の初めに事件が起こり、コナン君はさまざまな人の話を聞いたり、事件現場を観察したりします。なかなか誰が犯人かわからないのですが、終盤に一気にひらめき犯人を見つけ出します。番組の後半は種明かしになるのですが、犯人とトリックがわかったときは爽快感があります。この今までバラバラに見えていた証拠が一つの線で結ばれ、事件の全体像が見えてくることがブレイクスルーです。

 ブレイクスルーを起こすためには、一つひとつの勉強を別のものとしてとらえるのではなく、つながりのある全体としてとらえることが必要です。特に入試問題というのは、個別の単元だけでなく、分野の総合的な理解、さらには分野をまたがった理解ができているかを問われています。一つひとつの単元をしっかりと理解し、知識を蓄えること。そして、それをつなげて考えられるように入試問題で練習していくこと。最後に、点数が取れないからといってあきらめてしまわないこと。今までしっかりと努力をして知識を詰め込んできた人は、あと一息かもしれません。

 入試まであと数日になってきましたが、まだまだ成績は上がります。焦りと不安でいっぱいだと思いますが、それを力に変えて頑張ってください。みなさんの志望校合格を祈ります!

2月が終わり、3月が始まる

 2月は私立高校入試、公立高校推薦入試が実施されました。初めての入試を受けるという子たちがほとんどです。何事も初めてというのは不安なもの。「何人落ちるん?」「オレ、大丈夫かな?」そんな声を何度も(毎日?)聞きました。これは、これから受験生になるみなさんも覚えていて欲しいのですが、頑張れば頑張るほど実は不安になります。頑張ったからこそ、合格したい!と強く思うようになるからです。これまでも受験生らしさについて、このインフィニティだよりでも触れてきましたが、最後は不安で不安で仕方がない状態になるのが受験生の最終形かもしれません。これから受験生になるみなさんは、不安になるまで受験勉強を頑張っていきましょう。

 3月はいよいよ公立高校入試です。私立専願、公立推薦入試で進路を決めた子たちが周りにいる中で、最後の追い込みをしていかなくてはなりません。本当に辛いと思います。遊びの誘惑もあるかもしれません。ですが、ここで気を抜いてしまうとこれまでの頑張りが無駄になってしまいます。悔いの残らないよう、全力でラストスパートしていきましょう。

 大学受験はもっと受験時期に差があります。一般入試のピークは、1月の共通テストに始まり、1月下旬から2月中旬にかけて私立大学入試、2月下旬に国公立大学の二次試験(前期)、3月は私立大学の後期入試、国公立大学の二次試験(後期)があります。これだけでも長いと思うかもしれませんが、推薦入試は年内に実施されています。9月には指定校推薦が決まり、10月からは学校推薦型選抜、総合型選抜(旧AO入試)が各大学で行われます。こういった推薦入試を利用して大学に進学する生徒の割合は半数を超えています。つまり、9月から続々と進路が決まった子たちが現れ始めて、年内には半数以上の子たちが受験を終えていき、最後の高校生活を満喫し始めていきます。そんな中で、意志を強く持って頑張ることは本当に大変です。

 推薦入試という制度に否定的な人もいますが、先生はそうではありません。早く終わりたいからという理由で推薦入試を利用するのはどうかと思いますが、自分が目指す学校、学部が推薦入試を実施しているのであれば、受験のチャンスが広がるのですから、積極的に活用するべきです。推薦入試は学校の成績(評定)が必要になることがほとんどなので、高1からしっかりと良い成績をキープすることが大切です(高校受験と異なり、高校3年間の成績が必要です)。また、受験のためには英検などの資格が必須であったり、必須ではなくとも加点になることもありますので、英検などの資格にトライすることも良いと思います。

 新高2、新高3のみなさん、出遅れた!と感じている人もいるかもしれませんが、まだ大丈夫です。過ぎた時間を戻すことはできませんが、残された時間から逆算して今するべきことを導き出すことはできます。それぞれの目標に向かって、頑張り始めるそんな3月にしましょう。

田中健裕


六甲個別教室からのお知らせ

※2025年3月1日より、六甲本部教室の名称を六甲個別教室と変更いたします。1:2の個別指導を軸に、お子さま一人ひとりに合わせた指導を行います。学校の定期テスト対策、高校受験・大学受験・中学受験対策、英検・漢検等の資格取得、苦手科目・単元等の克服など、それぞれの目標達成をサポートいたします。従来通りの1:2個別指導に加えて、さまざまな学習サポートを導入してまいりますので、よろしくお願いいたします。

◆ 英検対策コース

英検S-CBTをご存知ですか?

英検(従来型)は一次試験、二次試験と2日間の試験で、試験日も年に3回決まっており、学校の定期テスト期間とかぶっていたり、せっかく対策をしたにも関わらず部活の試合などの予定と重なって受験ができないということがありました。

英検S-CBTは、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングを1日で測ることができる試験で、原則毎週実施されています。つまり、自分のペースでしっかりと対策をして、チャレンジできる試験です。

今年度より、六甲個別教室では、随時「英検対策コース」を開講いたします。自由に日程・時間帯をお選びいただけますので、ぜひご活用ください。1コマ単位でのお申し込みが可能です。

英検S-CBTの試験日程・受験案内についてはこちらをご参照ください。

ー英検対策コース概要ー

【対象】英検3級、準2級、2級、準1級の取得を目指す方

【形式】1:2個別+演習

【曜日】月曜日〜金曜日 ※自由選択

【時間】17:00-18:45/19:00-20:45/19:55-21:40 ※自由選択

【回数】1コマあたり 3,700円(税込4,070円)

受講をご希望の方は、こちらからお申し込みをお願いいたします。

英検対策コース 2025年3月

英検対策コース 2025年4月

◆ 個別面談について

今年度より、六甲個別教室では、随時「個別面談」を受付させていただきます。お子さまの学習や進路等でお困りのことがありましたら、そのタイミングで個別面談をお申し込みいただけると幸いです。ご希望の日時をLINEにて、複数お知らせいただければ日時調整をいたします。

・曜日は原則として平日の月曜日〜金曜日とさせていただきますが、土曜日・日曜日でもご対応可能です。

・時間は授業時間帯の17:00〜21:40は、ご対応が難しいですが、午前中や授業終了後でもご対応可能です。

・教室へお越しいただくことが難しい方は、ビデオ通話や電話でお話しをさせていただくことも可能です。

スイセンの花が咲きました

 もうすぐ1年が去ってまた新しい1年が始まります。幼稚園の年中さんが「もうすぐ年長さんだから〇〇ができるようになったよ。」と教えてくれました。年長さんのお友達が「1年生になるからひらがな読めるで。」と教えてくれました。新しい年度にむけて、小さな体の中でワクワクとドキドキと複雑な気持ちと必死に向き合っているんだろうなと、涙がでそうになります。桜の木も今同じような気持ちでいるのかもしれないな。いや、こちら側が「もうすぐ咲くかな?今年はいつ咲くかな?」と勝手に期待という圧をかけて、桜は迷惑しているかもしれない。でも期待せずにはいられませんよね。私はもうすでに桜の木のつぼみ探しをしています。

 私はこの1年、娘が幼稚園に通い始め新しいコミュニティに所属することなりました。久しぶりの新しい環境に戸惑いを感じつつ、「子の成長はあっという間」先輩ママ方から聞いていた教訓を胸に様々なことにチャレンジしました。幼稚園の行事にも積極的に参加しました。運動会のお手伝いに参加した際の話です。運動会の会場を盛り上げるための作品作りを初めましてのママたちと連携をとって作り上げていくという作業。自己紹介から始まって、どんな作品に仕上げたいか話し合い、完成に向けてお互い何が得意かを探りつつ、みんなが良いと思えるものに仕上げていく。時には意見がぶつかる場面にも出会い、やきもきしながら現場を見届け、おしゃべりに夢中で作業が進まないママを横目に、1分で何個ダンゴムシを作れるか自分と戦う。だれもやらなさそうな仕事を見つけて完成を急ぐ。のに、また誰かが新しい作業を追加したいなんて言うもんだから、「なんて非効率なんだーーー!!!!!」と心の中で叫びながら、完成に向けて己と戦う。運動会が終わり、反省会で園の先生がお話しされた言葉にハッとした。「ママたちがお互いのいいところを探しながら楽しく話し合って、だれが何の作業をするのか会話の中で進んでいったのを見て、幼稚園の子たちと一緒で、それがうちの園らしくていいなぁと思いました。」ハッ。確かに、コミュニケーションは探り合いから始まるのである。その過程を楽しむことがコミュニティを形成する醍醐味ではないか。私はどうしても効率を重視してしまうことが多い、生徒の勉強をしている様子を見ても間違ったやり方をしていたら正したくなるし、最短で点数を取れる方法を考えてしまう。でもこういったより道や回り道が、楽しさを見つけるカギになるのかもしれない。そしてその見つけた楽しさが将来の武器になるのかもしれない。この遠回りをさせるには時間がたりないな。自習に来てもらう時間を増やすかな笑

 子育ても一緒なんだろうな。私は娘に効率を求めすぎている。一度この効率中毒をやめてみようと思う。来年度の目標は「非効率」。そうしよう。

 さて、もうすぐ公立高校入試。最後の最後まで戦う生徒の背中を押してあげられるよう、一足早い桜が咲くよう 最後のひと踏ん張り。

教室長 松本飛鳥


鷹匠中マスター教室からのお知らせ

◆ 新年度の授業がスタートします!

3/3(月)から新年度が開始します。学年によっては、曜日や時間帯に変更があります。間違えないように注意してください。

◆ 春期講習

3/24(月)~4/4(金)の期間は春期講習が行われます。コース概要については、LINEにて保護者のみなさま年度のコース概要については、LINEにて保護者のみなさまにお知らせをさせていただきますが、ご不明な点等がございましたら、遠慮なくお知らせください。

新年度が始まるにあたって

 3月には兵庫県公立高校入試が行われます。入試まであとわずかになりましたね。中学3年生のみなさん、最後まで全力で追い込みをかけていきましょう!

 中学2年生のみなさんも他人ごとではありません。インフィニティでは3月から新学年が始まるので、君たちは新中学3年生になります。つまり、もう受験生ということです。まだ受験生って言われても実感がわかないと思いますが、この意識をどれだけ早く持てるかで成績の伸びは大きく変わります。受験生になっても部活動は続きますし、日々の生活リズムに変化はありません。だから受験生なんだから勉強しないといけないって強く意識しないと何も変わらないまま気づけば1学期が終わってたなんてことになってしまいます。

 そうならないためには、志望校を決めることです。目標が決まらなければ、ただ何となく勉強するだけになってしまい、それが伸び悩むことにつながってしまいます。どうしても行きたい高校があるからそのために何が何でも成績を上げるという気持ちをもって勉強していれば、そのために今何をすればいいのかが明確になり、自分から勉強ができるようになっていきます。ここで大事なことは、ただ何となく行きたい高校ではなく、どうしても行きたいと思える高校を見つけることです。中学3年生になる今、一度真剣に考えてみましょう。

塾長 友田大介


長峰中マスター教室からのお知らせ

◆ 新年度の授業がスタートします!

3/3(月)から新年度が開始します。学年によっては、曜日や時間帯に変更があります。間違えないように注意してください。

◆ 春期講習

3/24(月)~4/4(金)の期間は春期講習が行われます。コース概要については、LINEにて保護者のみなさまにお知らせをさせていただきますが、ご不明な点等がございましたら、遠慮なくお知らせください。

画像 画像