インフィニティだより

インフィニティだより Vol.243|2023年10月

Contents

■ 授業スケジュール(2023年10月度)

■ 教えて!友田先生!「時間を区切って勉強しよう!」

■ 六甲本部教室「自分から行動しよう!」

■ 鷹匠中マスター教室「粒あん派かこしあん派か」

■ 長峰中マスター教室「英語の〇〇弁」

■ 王子公園教室「視力を上げよう」

1休校日
長峰中 2学期中間テスト対策ウィーク 9/26(火)〜10/3(火)
上野中 2学期中間テスト対策ウィーク 9/27(水)〜10/4(水)
鷹匠中 2学期中間テスト対策ウィーク 9/28(木)〜10/5(木)
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土曜特訓
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21休校日
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2710月度平常授業終了
28休校日
土曜特訓
29休校日
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2023年度(2023年4月~2024年3月)の年間スケジュールはこちらからご確認いただけます。

時間を区切って勉強しよう!

 2学期が始まり、もう1ヶ月が経ちました。時間の感じ方が、夏休みの1ヶ月よりも9月の1ヶ月の方がとても速く感じます。そのような中、10月には中間テストがやってきます。中学3年生にとっては、内申点に大きくかかわる大切なテスト、1分1秒も無駄にはできません。そこで、今日は時間に関するアドバイスをしていきたいと思います。

 「期限までたっぷり時間があったのに、結局ギリギリになってしまった」という経験は多くの人に心当たりがあると思います。これは「仕事は、利用可能な時間を全て満たすように拡大していく」という心理学の世界で有名な「パーキンソンの法則」が当てはまります。つまり、本来15分あればできることであっても、30分の時間があると結果的に30分の時間をかけてしまう傾向があり、時間制限を作らなければ1つのことを終わらせるために必要以上の時間をかけてしまうということです。

 だから、逆に言えば、どのようなことでもタイムリミットを設定することで、集中力が増し、最短の時間で終わらせることができるということです。その際に気を付けたいのが時間の設定が適切かどうかです。この勉強を1時間で終わらせるぞと決めたとしてもそこまで集中が持たないのであれば意味がありません。個人差はあると思いますが、集中できる時間内で時間の設定をする必要があります。はじめは15分で構いません。「15分でここまで勉強を進めるぞ!」、「15分でどこまで進められるかやってみよう!」といった感じで勉強をしてみてはどうでしょうか?このようにして勉強していく中で自分が集中できる時間がわかってくるようになります。1日の中で本当に集中して勉強できている時間があるかどうかで成績は大きく変わります。今成績が伸び悩んでいると感じる人は、ぜひこの方法を試してみてくださいね!

自分から行動しよう!

 10月は、中学も高校も、多くの学校で中間テストが実施されます。2学期は1学期に比べて、内容が難しくなっており、今までと同じように考えていると成績が一気に下がってしまうなんてことになりかねません。テスト範囲になっている学校のワークを1周するだけするのではなく、間違えた問題を中心に2周目をやって、本当の意味で理解し、定着するまで学習することが大切です。だからこそテスト直前になって慌てて学校のワークを勉強するのではなく、少し早目にテスト勉強を始めなければいけません。まずは、テストの日程を確認しましょう。テストまであと何日あって、どれだけの量を勉強しなければいけないのかを把握し、いつから勉強すれば間に合うのかを考えてください。言われてからやるのではなく、言われる前に自分から行動できるようになると自然と成績は上がっているはずですよ!

塾長 友田大介


六甲本部教室からのお知らせ

□高校受験 土曜特訓
 日程|10/14(土)、10/28(土)
 時間|13:00~16:40
 場所|六甲本部教室
 ※まだ土曜特訓をお申し込みでない方は、こちらよりお申込み下さい。

粒あん派かこしあん派か

 先日、あんこが苦手な夫に、「あんこ好きの人達って、粒あん派こしあん派のあんこ戦争みたいなことあるの?きのこ派たけのこ派みたいな感じでさ。」と聞かれた。#夫婦の会話とはで検索したくなるような問である。

 ちなみに、私はきのこ派。そして、あんこは粒あんの方が好き。というか、あんこが好きだからこしあんも好き。ただ、こしあんだとほんの少しだけがっかりするかもしれない。そういう意味では粒あん派なのだ。

 結婚するまであんこが好きな人は、粒あんもこしあんも両方食べると思っていたが、実は(義)母が、断然こしあん派らしく、和菓子を買う時はこしあんを選ぶようにしている。もちろん自分の分は粒あん。もしかすると実は家庭内であんこ戦争が起こっているのかもしれない。

 ただ、このあんこ戦争に参加できる人は「あんこを十分口にした人」に限らせてほしい。あんこを頻繁に口にし、あんこのことを良く知っているからこそ、議論できると思うのだ。経験がなければ語れない。疲れているときはた○やの最中がオススメだとか、木〇屋のアンパンはあんことパンの割合が絶妙だとか、ト〇ーズのあ〇食はチーズをのせて食べてもおいしいとか。多くの経験をし、自分にあった、シチュエーションにあったあんこを人にプレゼン出来るようになると思う。

 おや、松本先生、あんこの話して終わるのか?と思った方安心してください。いよいよ本題に入りますよ。

 よく保護者の方との会話で「うちの子は、理系か?文系か?」のような話をする。実は、理系に進むも文系に進むも、ある程度はどちらも身につけておく必要があるのだ。そのためにも学ぶ経験値が必要である。だから、文理選択は高校に入ってからなのだ。論理だてて物事を考える能力は、文系科目にも理系科目にも必要だし、暗記する力も同様だ。論理だてて考えることができるが算数(数学)ができない人は、経験値が不足している場合が多い。(嫌いすぎて経験をすることを避けてきたというのもあるかもしれない。)逆も同じだ。中学生までに、理系文系を決めずにあらゆることを学び吸収してほしい。そしてどの科目もある程度の領域に達したら、自分の興味関心、得意不得意がわかり、自分に合っているのは文系か、理系か決めることができるはずだ。

 かくいう私も「国語社会は嫌いやりたくない→理系選択」の類いである。しかし、大人になって自分に合っていたのは文系だったのかもしれないと思うことがある。想いを言葉で表現する。そんな仕事をしてみたかった。そうでなかったとしても国語をさぼったばかりに、社会を学ばなかったばかりに、今の人生を少しだけ損しているように思うのだ。あのとき私がさぼったからこうしてこの文章を書くのにも時間がかかっているのだ。きっとそうだ。あの時の私が悪い。

 これからの時代、一つの分野に特化し磨いていくというよりも、総合的な力が必要になってくると思う。全然ジャンルの異なる分野を融合させて新しい職業や学問が生まれるかもしれない。そうなる未来に向けても、早い段階で文系理系にとらわれず多くのことを学び吸収していってほしいと思う。

教室長 松本飛鳥


鷹匠中マスター教室からのお知らせ

□鷹匠中 2学期中間テスト対策ウィーク
 9/28(木)~10/5(木)
 ※詳細はLINEでお伝えをした通りです。

□高校受験 土曜特訓
 日程|10/14(土)、10/28(土)
 時間|13:00~16:40
 場所|六甲本部教室
 ※まだ土曜特訓をお申し込みでない方は、こちらよりお申込み下さい。

英語の〇〇弁

 数年前、ティックトックで「Dad rating my girlfriend’s accent」という投稿が巷で話題を呼びました。投稿者のガールフレンドがその投稿者のお父さんに単語の発音について強烈なツッコミを入れられるという動画です。例えば、その女の子が「mall(ショッピングモールのモール)」を「マール」と発音すると、煽り気味で「モオオァルな!!」と強いツッコミを入れられます。

 これの何が面白いかと言うと、その女の子がアメリカ西海岸出身で、お父さんの方にニューヨークなまりが入っており、実は前者の方が標準に近いのです。つまり、女の子の方がマジョリティでお父さんの方がマイノリティな立場にあるのにもかかわらず、マイノリティがマジョリティを叩くという逆転的な立場がとても面白いと話題になりました。もう少し例を見てましょう。

 例えば、「Walk」。女の子の方は「ゥワーク」、お父さんは「ウォァァク」と発音しています。こちらの例はニューヨークなまりの方が私たちが認識する「ウォーク」の発音に近いですね。しかも、ネット辞書で調べると発音記号が「 wɔːk(英国式)」となっていて、「ウォーク」の方が標準的な発音であるようです。

 しかし、ポイントはイギリス式とニューヨーク訛りは似て非なるということです。イギリス発音では「ウォーク」と最初から最後まで「オー」とただ単に伸ばしているだけに対し、ニューヨークでは「ウォァァク」と小さい「ァ」が入っていることです。

 さて、そんなに色々な発音があるのなら、結局どういうふうに英語を発音すればいいの!?となるところですが、自分は「気にしない」「間違ってたらその都度直していく」で良いと思います。
日本でも、小さい子供に「これが標準語でこっちが〜弁ね」と教える大人はいません。普通、自分が育ってきたアクセントやなまりで子供達に話します。その子供達も大人が話す言葉を聞きながら、成長するに従って標準語や敬語を覚えていくものでしょう。英語学習も似たようなものではないでしょうか。

 さすがに「restaurant」を「レスタウラント」と読んだり、ローマ字読みをそのまま発音するのは、それはいけません。スペルを覚える分なら良いとは思うのですが(Wednesdayとか・・・)、新しい単語を覚える際にはカタカナでいいので発音くらいは単語の近くにメモをしておきましょう。

司馬隆行


長峰中マスター教室からのお知らせ

□長峰中 2学期中間テスト対策ウィーク
 9/26(火)〜10/3(火)
 月〜金|19:00〜21:40
 土・日|13:00〜16:50(予定)

□長峰中 実力テスト(中3)
 10/27(金)

□高校受験 土曜特訓
 日程|10/14(土)、10/28(土)
 時間|13:00~16:40
 場所|六甲本部教室
 ※まだ土曜特訓をお申し込みでない方は、こちらよりお申込み下さい。

視力を上げよう

 勉強には視力が大事だと思っています。これは一般的な視力ではありません。もしそうなら私は勉強を全くできない人間です(両目とも0.1以下)。ここでいう視力とは問題の大事な部分を見抜く力です。例えば国語は問題文に解答のヒントがあり、本文に答えがありますが、その部分がどの箇所なのかをすぐ見つける力が必要とされます。数学ならば図形のどの部分に注目するのか、どこに補助線を引けば答えを出せるのかといった力になります。問題を解いているときには分からなかった問題が解説を聞いたり見たりすることで分かるようになるのはこの視力が足りていないからです。勉強を頑張って難しい問題も理解できるようになってきた、でも解けるかと言われたら解けないという状態はこれによって引き起こされます。

 ではどうすればこの視力を鍛えることができるのでしょうか。個人的には経験則だと思っています。全く同じ問題が出ることはほぼありません。しかし同じような形式の問題は出題されます。その時に「この問題はこのパターンとこのパターンがある、まずこれを試してみて無理そうだったらこっちを試そう」と出来るようになっていると過去の事例から類題を引き出し解答への道筋をたどることができます。

 また、数をこなすことが大事とは言いますが、数をこなすだけだは意味がありません。野球選手のダルビッシュ有選手が昔言っていました。「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ」と。勉強も同じです。正解した問題ではなぜ正解したのか、間違えた問題ではなぜ間違えたのか、どうすれば正解できていたのかをしっかり反省して蓄積しなければいくら数をこなしても意味がありません。勉強の質を上げていかなければ勉強の視力は上がらないのです。

瓜生翔太


王子公園教室からのお知らせ

□上野中 2学期中間テスト対策ウィーク
 9/27(水)〜10/4(水)
 受験生はこのテストで合否が左右されるといっても過言ではありません。
 後悔だけはしないように。
 1学期のテストで満足できない点数だった生徒はここから挽回を始めましょう。

□高校受験 土曜特訓
 日程|10/14(土)、10/28(土)
 時間|13:00~16:40
 場所|六甲本部教室
 ※まだ土曜特訓をお申し込みでない方は、こちらよりお申込み下さい。

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