インフィニティだより

インフィニティだより Vol.242|2023年9月

Contents

■ 授業スケジュール(2023年9月度)

■ 教えて!友田先生!「2学期は大変だからこそ計画を立てよう!」

■ 六甲本部教室「気象警報発令の対応について」

■ 鷹匠中マスター教室「職業インタビュー」

■ 長峰中マスター教室「外に飛び出してみること」

■ 王子公園教室「受験まで長距離走」

17月度平常授業終了
2休校日
3休校日
49月度平常授業スタート
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9休校日
土曜特訓
10休校日
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16休校日
17休校日
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23休校日
土曜特訓
24休校日
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299月度平常授業終了
30休校日

2023年度(2023年4月~2024年3月)の年間スケジュールはこちらからご確認いただけます。

2学期は大変だからこそ計画を立てよう!

 

 中学3年生にとって、2学期は内申点が決定される最も大事な学期です。中間テストや期末テストに加えて、実力テストも実施されます。2学期の学習内容を理解し、定着させていくのはもちろん実力テストに向けて、中学1,2年生の範囲の復習も進めていかなければいけません。やらなければいけないことが多すぎて何から手を付けていいのかわからないという人もいるかもしれませんね。

 そのような時は、優先順位をつけて考えてみましょう。9月末から10月にかけて中間テストがあるので、9月の間は中間テストに向けて、学校の提出ワークの仕上げ、テスト範囲の理解及び演習を行い、知識の定着を目指します。9月は30日あるので、1日3時間ずつ勉強するとしたら、90時間の勉強ができます。これを5科目で割ると1科目あたり18時間の勉強をすることができます。この時間で何をどれだけやるのかを考えてください。よく考えてみると、思ったより時間がなかったことに気づきましたか?

 毎日3時間勉強したとしてもこれだけの時間しかありません。ちょっと休憩しようと思ったら1時間も過ぎていたなんてことをやっているとどんどん時間は無くなっていきます。

 受験生のみなさん、時間を無駄にしないことを意識してください。そして、何をいつどれだけ勉強するのかの計画を立てましょう。やることが明確になっていれば、次々に行動ができるので無駄をなくすことができます。夏期講習で長時間の勉強、毎日の確認テストを頑張ってきたみなさんには、「暗記力」、「勉強の持久力」が身についているはずです。今までよりも効率的に勉強ができます。みなさんがこの2学期をうまく乗り越えてくれることを期待しています。

気象警報発令の対応について

 今年は春からエルニーニョ現象が発生しており、太平洋の海水温度が上昇し、台風やゲリラ豪雨などの発生率が高くなっています。8月にもいくつか台風がやってきましたが、9月にも台風がやってくると予想されます。授業は授業開始の2時間前に気象警報が発令された場合は休講となります。ただし、土砂災害警報のみが発令されている場合、塾が該当地区に入らなかった際には、開講いたしますのでご注意ください。また、台風が明らかに直撃すると考えられる場合は前日に休講と判断する場合もありますのでご了承ください。休講になる場合は、LINEにてご連絡させていただきます。

塾長 友田大介


六甲本部教室からのお知らせ

□7月の平常授業
 8/28(月)~9/1(金)は、7月度第4週目の平常授業となります。

□9月の平常授業
 9/4(月)~9/29(金)

□高校受験 土曜特訓
 日程|9/9(土)、9/23(土)
 時間|13:00~16:40
 場所|六甲本部教室
 ※まだ土曜特訓をお申し込みでない方は、こちらよりお申込み下さい。

職業インタビュー

 卒業生から「学校の授業の一環で、職業インタビューがあるので、松本先生にインタビューしたいんですけどいいですか?」というメッセージがきた。やるやる!!とノリノリで返事をしたものの、高校生のインタビューなので、いやあ難しかった。

質問①どういうときにやりがいを感じますか?

 成績などの学習面に関してはもちろんですが、精神的にも生徒が成長したなと感じた時が1番嬉しく思います。その瞬間を知っているので、成績が芳しくない生徒、勉強嫌いの生徒を目の前にすると闘志が燃えてきます。

質問②生徒に教えるときに気をつけていることは?

 個人の能力や科目によってベストなやり方で指導するようにしています。例えば、歴史が苦手な生徒はストーリーを先に説明されても頭には残らないので、先に重要語句を覚えてもらい、それからストーリーを説明すると記憶に残りやすいようです。理数科目は理由付けして導入授業をするようにしています。小学生だと、様々な教え方をされると混乱する人もいるため学校の教え方となるべく同じ教え方をするように気をつけています。

質問③接するのが難しそうな生徒とかにはどのように接するのを気をつけていますか?

 20年もやっていると、接するのが難しい生徒というのはなかなかいないのですが、私自身の芯がブレないことは大事だと思っています。もちろん状況や個人によって話しかける内容や口調を変えることはありますが、言っていることに一貫性がないと信頼してもらえないと思っています。表や裏を使い分けず、誠実な対応をすることがそういった生徒とも分かり合えるポイントだと思います。

質問④生徒が落ち込んだり、やる気をなくしているときどのような声掛けをしますか?

 勉強に関してはやる気のない生徒の方が多いので、それこそ毎日毎時間「やる気スイッチ」を探し求めています。時には厳しく指導したり、時には寄り添って応援したり、先輩のサクセスストーリーを話してみたりと様々な手法でスイッチを押しまくっています。落ち込んだ生徒に関しては、ある程度落ち込ませます。私たちのようにおじさんおばさんになると、落ち込むこと自体が少なくなるので、それも経験、それこそ青春だと思います。沢山凹んで、そこから自分自身の解決策を見つけることこそ大人になる上で大切なことではないでしょうか。もちろん、相談にのったり、励ましの声をかけたりもします。

質問⑤塾の先生をしていて壁にぶつかったこと

 仕事というよりは私の私生活の面での話ですが、塾は学校が終わってからの時間に就労することになります。一般的な仕事とは時間帯がちがいますので、自分の家庭生活を営むのが大変です。特に育児において一般的な家庭の人が受けられるサービスを受けられなかったりとやりにくさを感じています。男女、職種、住んでいる地域に関係なく皆が同じようにサービスを受けられるような世の中になったらいいなと思います。

質問⑥松本先生にとって社会とはどのようなものでしょうか?

 「社会」は自分を認める場所だと思います。自分を認めるには他人を知る必要があります。多少は他人と比較し自分の強さや弱さを知らなければなりません。弱い部分は必要があれば努力するし、特に必要がなければそのままでもいい、自分がどういった人間なのか自分で認める。ある意味あきらめる。そのほうが自分らしく生きられる。自分を知り自分らしくあるために、多くを学び成長させてくれる場が「社会」だと思います。まだまだ成長できる若いうちに、固定観念にとらわれず多くの経験をしてください。そして新しい自分や眠っていた自分に出会ってください。それが将来自分らしく生きるための大きなヒントになるかもしれません。

 いよいよ2学期。学習内容が本気を見せてきます。こちらも本気で取り組んでいきましょう。

教室長 松本飛鳥


鷹匠中マスター教室からのお知らせ

□7月の平常授業
 8/28(月)~9/1(金)は、7月度第4週目の平常授業となります。

□9月の平常授業
 9/4(月)~9/29(金)

□高校受験 土曜特訓
 日程|9/9(土)、9/23(土)
 時間|13:00~16:40
 場所|六甲本部教室
 ※まだ土曜特訓をお申し込みでない方は、こちらよりお申込み下さい。

外に飛び出してみること

 

 今年の夏はすぐ去ってしまった印象がします。歳をとると時が早く感じると言いますが、特に今夏はそうでした。ちなみに、歳を経るごとに1年の体感時間が短くなることを「ジャネーの法則」と言うそうです。

 プライベートな話になりますが、今年の盆休みには、名古屋城と姫路城を見に行ってきました。名古屋に住んでいる旧友に会うついで、わがままを言って彼も名古屋城について来てもらいました。話の流れで「兵庫出身なのに姫路城行ったことないの!?」と言われたのですが、「それもそうだなぁ」と思い、見聞を広めに別の日、早速、姫路城へ。

 名古屋城も素晴らしかったのですが、さすが世界遺産、姫路城は「でかい。」の一言。やはり、攻められにくい構造になっているのでしょうか、急な坂道がある上、城門から天守閣へは結構な距離がありました。道中ですでに足の筋肉の痛みを感じながら、長い長い道のりを登ってやっと天守閣の最上階へたどり着きました。

 天守閣からの眺めは絶景でした。南には昔栄えたであろう、城下町、北には神戸にそびえる六甲山。「当時の城主はこの眺めを見て、何を思ったのだろう」と想いをはせます。また、木造建築でこんなものができるのかと、改めて日本の建築技術に驚きます。

 実は前日まで行くかどうか迷っていました。台風で2日間ほど家にひきこもっていたので、外に出るのがおっくうだったのですが、重い腰をあげて一歩外に出るだけでこんな面白い体験ができました。

 真っ白できれいな外観の写真は何回も見たこともあります。しかし、実際に行ってみなけば、中からの絶景は見ることはできませんでした。

 本や写真で見るより、実際に見て聞いてみる方が勉強になる。これは自明です。写真を手にすることで「見た」ということにすることはできますが、実際に見ることとは全然違います。

 一歩外に出て、進み続けることで新しい見聞を広めることができます。どこまで見聞を広めるか。それは人ぞれぞれです。でも、どうせなら色んな所へ行って、経験を豊かにしていきたいですよね。

司馬隆行


長峰中マスター教室からのお知らせ

□長峰中 課題実力テスト
 9/1(金)

□7月の平常授業
 8/28(月)~9/1(金)は、7月度第4週目の平常授業となります。

□9月の平常授業
 9/4(月)~9/29(金)

□高校受験 土曜特訓
 日程|9/9(土)、9/23(土)
 時間|13:00~16:40
 場所|六甲本部教室
 ※まだ土曜特訓をお申し込みでない方は、こちらよりお申込み下さい。

受験まで長距離走

 

 陸上競技の短距離走で一番辛いのは400m走だと聞いたことがあります。中長距離がペースを作って走り終盤にスパートをかけるのに対し、短距離はその距離を全て全力疾走する、となると人間が走れるのは精々100か200mまでで、400mにまでなると全身に乳酸が溜まります。究極の無酸素運動と呼ばれるのも納得ですね。以前見たことがある400mの大会でゴールした選手たちが疲れ果てて倒れていたのはそういうことなのでしょう。

 人間が全力で何かに取り組み続けるのには限界があります。自分の体力を越えて活動することは出来ません。定期テストが終わった時や夏期講習会が終わった後の中3を見れば全力で走り抜けた人は疲れ果てたのだと目に見えてわかります。一方でまだまだ出来るけどなとでも言いたそうな顔をしている生徒もいます。その子は全力を尽くしたことで限界を越えもっと勉強できる体力を手に入れたのでしょう。限界まで頑張らなければその先の成長はありません。ある程度頑張ると自分の能力の天井のようなものが見えてきます。大半の人はそこで諦めます。しかしそこでもう少し努力してみると想像以上に自分の天井は高く、それを押し上げることができたりします。この夏でそれを実感してくれたらと願っています。

 9月から二学期が始まります。もう来年の3月まで息抜きをするタイミングはありません。半年以上続く長距離走が始まります。全力で走ったら息切れします。しかし途中で止まってしまったら目標のゴールにたどり着けません。自分のペースより少し速めで最後まで走り抜けましょう。

瓜生翔太


王子公園教室からのお知らせ

 2学期が始まって10月頭には中間テストが予定されています。特に中学3年生は2学期の内申点で今後の人生が決まると言っても過言ではありません。後悔しないように計画を立てて取り組んでいきましょう。

□高校受験 土曜特訓
 日程|9/9(土)、9/23(土)
 時間|13:00~16:40
 場所|六甲本部教室
 ※まだ土曜特訓をお申し込みでない方は、こちらよりお申込み下さい。

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