インフィニティだより

インフィニティだより Vol.241|2023年8月

Contents

■ 授業スケジュール(2023年8月度)

■ 教えて!友田先生!「まとめノートのつくり方」

■ 六甲本部教室「夏休みを有効活用しよう!」

■ 鷹匠中マスター教室「夏休みの計画」

■ 長峰中マスター教室「10年後・・・」

■ 王子公園教室「今年の夏が厳しくなる原因とは」

1夏期講習
2夏期講習
3夏期講習
4夏期講習
5休校日
6休校日
7夏期講習
8夏期講習
9夏期講習
10夏期講習
11休校日
12休校日
13休校日
14休校日
15休校日
16休校日
17休校日
18夏期講習
19休校日
20休校日
21夏期講習
22夏期講習
23夏期講習
24夏期講習
25夏期講習
26休校日
27休校日
兵庫Vもし 特別回(中3生対象・公開会場)
287月度平常授業 第4週目
297月度平常授業 第4週目
307月度平常授業 第4週目
317月度平常授業 第4週目

2023年度(2023年4月~2024年3月)の年間スケジュールはこちらからご確認いただけます。

まとめノートのつくり方

 中学3年生のみなさん、ついに受験の天王山と言われる夏休みがやってきましたね。この1か月間でどれだけ勉強できたかが、2学期の成績だけではなく、志望校合格を大きく左右すると言っても過言ではありません。今まで部活等でなかなかまとまった時間が取れなくて勉強できなかったという人は、初めは長時間の勉強を辛く感じるかもしれません。しかし、長時間の勉強も慣れればそこまで辛いものではないと気付くはずです。嫌だ!嫌だ!とネガティブに考えるのではなく、意外と辛くないかもとポジティブに考えるようにしてみてください。大事なことは気持ちで負けないことですね。

 それでは、心の準備ができたところで、今回のテーマのお話しをしていきます。今回のテーマは、「知識を定着させる方法」についてです。せっかく勉強するのですから、わからなかったところを確実に自分の知識にしていきたいところ。ただ何となく勉強しているだけではなかなか知識は定着しません。先生が今から紹介する方法をぜひ試してみてください。

 気になるその方法ですが、「覚えておきたいことのまとめノートを作る」ことです。なんだそんな当たり前のことかと思ったかもしれませんね。でも、ちゃんとまとめノートを作っている人はどれくらいいるでしょうか。意外と少ないのではないかと思います。ただ、まとめノートって作るのが面倒ですし、三日坊主になってしまうことが多いのは事実です。

 そこで試してほしいのが、大きめの付箋に覚えておきたいことをメモを取ることです。学校の授業中や塾の授業中にこれは大事だなと思ったことは付箋に書いておきます。そして家に帰って来てから、その付箋をまとめノートに貼るようにします。付箋なので、後で自由に張り替えることもできます。このやり方なら続けやすいと思います。

 せっかくの夏休み、まとまった時間を勉強に費やせるのですからただやりっぱなしにするのではなく、後に残せるやり方を考えてみてください。今回のお話しを読んでみて、やれそうだなと思った人はぜひ活用してみてくださいね。

夏休みを有効活用しよう!

 2学期はどの学年も学習内容が急に難しくなり、覚えるべきことがたくさん出てきます。そのため、今までと同じように勉強していても、ずるずると成績は下がってしまうかもしれません。それにもかかわらず、1学期の学習内容が身に付いていない状態で2学期に突入してしまうと学校の授業についていけなくないなんてこともあり得ます。

 そこで夏休みを有効活用しましょう。夏休みの間に1学期の復習をすること、それもちょっと怪しい人は前学年の内容であってもわからなくなったところまで戻って学習をしてみましょう。どこがわからないかもわからない人は、確実に前学年から復習した方がいいと思います。学校の授業が進まないこの1ヶ月間で、目標を決めて、コツコツ頑張ってみてください。学校の宿題だけではなく、自分にとって本当に必要な勉強をしてみてください。勉強するものがないという人は本屋に行って問題集を見てみるのもいいですし、先生に相談に来てくれれば君に合わせた問題集を選んであげます!気軽に相談に来てくださいね。

塾長 友田大介


六甲本部教室からのお知らせ

□7月の平常授業
 8/28(月)~9/1(金)は、7月度第4週目の平常授業となります。

□9月の平常授業
 9/4(月)~10/4(金)

夏休みの計画

 計画を立てたことがない人はいないと思います。塾でもテスト前には計画を立てさせ、その計画に沿って学習をすすめさせることもあります。しかし、定期テスト前は、やる気2倍モードであること、実践する期間が短いことなど、日常の学習計画とは少し違うと思っています。

 夏休みだからこそ、計画を立てそれを継続して学習してほしいのです。その計画が夏休み以降も続くのであれば最高です。

 そこで計画の立てる時のポイントを紹介します。

①1人でできる

 その学習は1人でもできますか?
 よくあるのが、「難易度の高い数学を解く」「国語、英語の長文を解く」など、直しが大切な単元の学習を予定に組むことは意味がありません。もちろん、塾などで質問ができる時間を確保できるのであればやってください。その際は「全く分からなかった」ではなく、「○○までは理解出来たがその後の式がわからない」「ここの英文の訳し方が分からない」など具体的に質問できるのが良い質問の形です。質問の時間も予定に組み込みましょう。

②継続できるか

 続かなければ意味がありません。無理のない計画ですか?「苦手な科目なのに長時間学習する」「自分のレベルに合っていない問題集を解く」気持ちが萎えてしまっては続きません。苦手は無理せず少しずつ分割して行う計画を作りましょう。最初は簡単なものから始めるのでも大丈夫。そのうちステップアップしていけば良いのです。

③環境の準備

 集中して取り組める環境ですか?「横で兄弟がうるさくて」「友だちにじゃまされて」など言い訳を思いつきそうな環境では勉強しない。テキストや道具がなかったなどの言い訳も出来ないように環境を整えてしまいましょう。

④時間の確保

 本当にその時間は勉強できますか?見たいテレビがある時間や友だちに誘われそうな時間には計画を立てないことをおすすめします。勉強は推し活を我慢してまですることではありません。(※受験生は推し活の時間は減らしてください。)ボーッと見なくてもいいYouTubeを見てる時間、ゴロゴロしている時間を使ってください。

 ③や④はお家の人と話し合う必要があるかも知れません。お家では学習をするのが無理そうなら、塾に早く来るなどしてください。

 中3生に先日作ってもらった計画表は、その場である程度アドバイスをしたものの、それでも①②が破綻しており、修正をかけ次の計画を立てさせなければと考えています。

 勉強のようにできればやりたくないものは、生活の中に組み込むことが大切です。ルーティン化するためにも、計画を立てるところから大人のチェックが必要で、そしてそれを流れに乗せるまではサポートが必要です。

 歯磨きをするように勉強する。それが当たり前になると苦ではなくなります。

 中学2年生以下の人は、一日中のスケジュールを決める必要はありません。簡単な何かを1ヶ月継続して行えるような計画を立ててみてはいかがでしょうか?

教室長 松本飛鳥


鷹匠中マスター教室からのお知らせ

□7月の平常授業
 8/28(月)~9/1(金)は、7月度第4週目の平常授業となります。

□9月の平常授業
 9/4(月)~10/4(金)

10年後・・・

 動画配信サイトを開くと「子どもの全国大会は必要?」というタイトルが目に飛び込んできた。スポーツ界の大御所達が子供向けの全国大会について是非を論じている。どうやら、スポーツ教育で行き過ぎた「勝利至上主義」が問題になっているようだ。要所要所しか見ていないのだが、子ども達にどこまで勝つという意識、負けるという経験を持たせるか、ということが論点になっているようだ。

 自分の場合、学生の頃から音楽系の部活に所属していて、スポーツや吹奏楽ほどの大きな規模ではないにしろ、いわゆる全国大会というものに毎年出場していた。所属していた部活は強豪校で、自慢ではないが、幸い、優勝以外の経験をしたことがない。もちろん、優勝するための努力はしていたが、若気の至りか、「少なくとも準優勝より下の順位は考えられない」という傲慢で安易な考えがあった。

 いくつかのご縁が重なって、大学でも同じような系統の部活に入った。しかし、中高時代と違ったのは、それが弱小校だったということ。2年生の時に大会に出場できる機会に恵まれたのだが、「努力すれば必ずなんとかなる。今までの結果は何かしらの理由があるはず。今年だけは違う。」というのんきな考え方をしていた。

 しかし、結果は下から数えた方が早い順位だった。結果発表では、少なくとも上位にはなるまい、とうすうす勘づいてはいたが、まさかこんなに下になるとは思わなかった。悔しさを通りこした絶望が襲ってきた。

 翌年、自分達の代になって、賞を獲得できた。同期も先輩達も大喜びだった。40歳以上のOBさん達からも祝いの酒をたくさんもらった。しかし、言いたいのは悔しさをバネに・・・とか、そういう説教くさい美談ではない。

 学生の時に一度、負けるという経験、「悔しさを通り越した絶望」を経験して良かったと心底思う。実はその弱小校に入る前に、別の強豪校のチームに入る話はあった。じゃあ、なんでわざわざ弱小校に?という話になるが、そこはご縁の重なりであって、理由は割愛させていただきたい。しかし、もし強豪校に入って、勝つという経験しかしてこなかったら、恐らく自分は敗者の気持ちもわからない、傲慢な人間になっていただろうということ。

 そこまで来るのに色々あった。自分が勝利至上主義の化け物になってしまって、メンバーと確執が生まれた時もあった。それから、今年の夏でちょうど10年。勝ち負けにこだわらず、ひとりひとりが何か勝負から感じ取ってくれればそれで良いのでは、と今では思う。丸くなった自分にびっくりする。 

 この時期、神戸市総体が終わって引退した生徒達は多い。まだ続いている子達もいる。初戦負けしてしまった生徒もいる。何事もなかったかのように塾にやってくるが、試合直後は何か感じるものがあったはず。野暮なのでいちいちこちらからは詮索しないが、その時その時に感じたものを大切にして欲しい。本気だったとしても、そうじゃなかったとしても。

司馬隆行


長峰中マスター教室からのお知らせ

8/11(金)~8/17(木)は休校日となっております。

今年の夏が厳しくなる原因とは

 毎年毎年同じことを言っていますが、今年の夏は暑いです。先日夕方になって少し涼しくなったなあと感じていたら道路沿いに設置してあった温度計に「ただ今の気温は33℃」と表示されていました。感覚がおかしくなっています。天気予報によると今年の暑さのピークはちょうど今の7月下旬から8月上旬にかけてだそうです。ただこれを乗り切ったらましになるかというかとそうではないらしく、9月の残暑も厳しくなる予想です。要するに10月近くまで暑い日が続くということですね。

 天気予報では別のことも言っていました。今年は平年よりも高い気温になるそうです。そしてその原因は太平洋高気圧とチベット高気圧の二つの高気圧が日本付近に存在しており、またこの二つの高気圧は高度が違うので「ダブル高気圧」の形になり平年以上の暑さになるそうです。太平洋高気圧は聞いたことあるでしょう。中2の理科で習った小笠原気団という名前は憶えているはずです。あの暖かく湿った空気を伴って太平洋の中緯度域を覆っている高気圧が太平洋高気圧で、日本の夏の暑さの主な原因になっているものです。しかしチベット高気圧というものは聞いたことがないでしょう。名前からわかる通り大陸内部のチベット高原周辺で発生した高気圧なんだろうということは推測できます。しかし中学の教科書に名前は出てこず、かつて名前が載っていた揚子江気団(現在の教科書では移動性高気圧としか書いていません)とは別物なようです。

 何が言いたいのかというと、中学の教科書レベルの内容をちゃんと正確に理解すれば大体の世の中のことはわかります。しかし一つ一つの事柄を少しでも詳しく知ろうとするとそれだけでは説明できない世界が広がっています。興味をもって高気圧や気団について調べていた時にふと思ったのですが、某ぐうちゃんの言う「不思議アタマ」というのはこういうことなんじゃないでしょうか。わからない人のために解説すると、中2の国語の教科書に載っている『アイスプラネット』という小説で、登場人物の一人であるぐうちゃんが主人公の少年に「いっぱい勉強して本をよんで『不思議アタマ』になって世界の色々な姿を自分の目で確かめてほしい」というメッセージをおくるシーンがあります。

 気団はさすがに自分の目で確認することはできませんが、今の時代インターネットを使えばそれに近い情報は手に入ります。こんなに暑い中外に出るのは億劫でしょう。冷房の効いた部屋で何か気になったことを検索してみると意外な発見があるかもしれません。勉強の息抜きに是非。

瓜生翔太


王子公園教室からのお知らせ

【お盆休みのお知らせ】

 8/11(祝)~8/17(木)の1週間はお盆休みで夏期講習はお休みになります。もし夏休みの宿題が順調に終わっていないならばこの期間に一気に終わらせましょう。

【土曜特訓のお知らせ】

 中3生を対象に9月から毎月2回実力・入試対策として土曜特訓を開講いたします。平常授業が内申点を取るための定期テスト対策に焦点を当てているのに対し、土曜特訓では実力テストで高得点を取ること、入試に向けた実力の養成を目的に授業を進めていきますので是非ご参加ください。詳細は別途ご連絡いたします。

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