インフィニティだより

インフィニティだより Vol.238|2023年5月

Contents

■ 授業スケジュール(2023年5月度)

■ 教えて!友田先生!「定期テスト1か月前からやっておくこと!」

■ 六甲本部教室「5月は本格的に授業が進むから注意!」

■ 鷹匠中マスター教室「Spring Has Come」

■ 長峰中マスター教室「虫が光に集まる理由」

■ 王子公園教室「五月病」

1休校日
2休校日
3休校日
4休校日
5休校日
6休校日
7休校日
85月度平常授業スタート
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11◆上野中テスト対策ウィーク ~5/18(木)
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13休校日
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16◆長峰中テスト対策ウィーク ~5/23(火)
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2023年度(2023年4月~2024年3月)の年間スケジュールはこちらからご確認いただけます。

定期テスト1か月前からやっておくこと!

 

 定期テストで点数を取るためには、いくつかのポイントがあります。それを知っているかどうかで大きく点数が変化します。今の自分のやり方と比べて、「これならできそうだ」「やる価値がある」と思えたところを吸収して、自分なりのやり方を作ってみてください!

ポイント1 コツコツ学校のワークを終わらせておこう!

 学校からテスト範囲表が配られるのはテストの1週間前です。そこから勉強を始めるのでは、良い点を取るのは難しいかもしれません。提出用ワークを仕上げるのに精一杯で、大事なところを暗記するための時間が足らなくなってしまうからです。そうならないように、学校で習ったところはその日のうちに提出用ワークを進めておきましょう。

ポイント2 聞き込み調査をしよう!

 テスト範囲が発表されるのを待っていたらテスト勉強の時間が足らなくなってしまいます。学校の先生にどこまでがテスト範囲になるのか、提出するものはあるのかなど聞くようにしましょう。先生によっては、授業中に言ってくれる場合のあるので、しっかりとメモをとるようにしましょう。

ポイント3 得意な科目の勉強を終わらせておこう!

 テスト1週間前からは暗記科目や苦手科目の勉強に時間を使いたいので、得意な科目は1週間前までには一通りの勉強を終わらせておきましょう。一通り理解していた科目はテスト前に復習をすれば、たとえ内容を忘れてしまっていても少しに時間の勉強で記憶を復元することができます。一番やってはいけないのは、苦手な科目を放置したままテストの日を迎えてしまうことです。しっかりと勉強の計画をたててテスト勉強をしていきましょう。

5月は本格的に授業が進むから注意!

 新しい学年になり約1か月がたちましたが、みなさんは新しい環境にはもう慣れましたか?学校の授業が自己紹介などであまり進まず、のんびりとした1か月だったこともあり油断している人もいるかもしれませんね。でも、ゴールデンウィークが過ぎると部活動が本格的に始まり、学校の授業が進むペースも一気に速くなります。特に中間テストが5月に行われる学校は、テスト範囲まで無理やり進めるために授業スピードが一気に速くなることがあります。なんとなくわからないと思っていた勉強が一気にわからなくなる瞬間です。もしもそうなっていると思ったらすぐに先生に相談してください。そのまま放置していると大変なことになってしまいます。5月は今まで以上に予習、復習に力を入れていきましょう!

塾長 友田大介


六甲本部教室からのお知らせ

  • 4/29(土)~5/7(日)はGW期間となり、休校になりますのでご注意ください。
  • 5月の平常授業は、5/8(月)~6/2(金)となりますので、お間違えの無いようご注意ください。

Spring Has Come

 娘とお散歩に行くと、冬には見なかった花や虫を目にするようになりました。時期もあってか、娘に「これ何色?」「これ何?」と聞かれることも多いので、事前にリサーチ。便利な世の中になりましたね、今は写真をとるだけで、名前を知ることができます。そうやって注意深く見ていると、気づきも多く「あれ?チューリップの花、大きくなった気がする」「あれ?この花夕方に閉じてる」などなど。気になることはグーグル先生に聞くのですが、そうするとまた疑問が浮かんできて、また検索。自分の納得のいくまで検索をかけるというループに入り、抜け出せなくなります。解明されていないことも多く、そうなると自分に都合のいい解釈をして終わることもあります。

 例えば、先ほど挙げたチューリップ。咲き始めよりも数日たった後の花弁のほうが大きくなります。これは光が関係していて、光が当たると花弁の内側が成長し花が開く。光が当たらないと花弁の外側が成長し花が閉じる。そうやって朝夕、内側と外側の成長を交互に繰り返すと、咲き始めよりも花弁が大きくなっていくのです。では、何のために?それはチューリップが虫媒花で蝶やミツバチに花粉を運んでもらわなければならないからなんですよね。その蝶やミツバチの活動時間は昼間。そういったこともあってか、チューリップは昼間に花を開きます。さてここまで読んで他の疑問は浮かびますか?
なんで夜に閉じる必要があるの?なんで蝶やミツバチなの?夜に活動する虫もいるじゃない。チューリップって種子ができるの?などなど、気になる人はぜひ調べてみてください。中学理科で学習する「受粉」「受精」「無性生殖」「虫媒花」、高校で学習する「屈性」こういった単語がたくさん登場すると思います。

  暮らしの中の疑問と学びがつながると面白いですね。

 新学年に入って1か月、どの学年も気持ちを入れて学習できました。今まで学習をおろそかにしていた生徒も、気持ちをリセットしてがんばっている様子を見かけこちらも気合が入ります。こうやって心機一転できる時期があるのは指導者にとっても大変助かりますね。そういった理由でも春は好きな季節です。

教室長 松本飛鳥


鷹匠中マスター教室からのお知らせ

  • 4/29(土)~5/7(日)はGW期間となり、休校になりますのでご注意ください。
  • 5月の平常授業は、5/8(月)~6/2(金)となりますので、お間違えの無いようご注意ください。
  • 小学生・新中1生を対象に面談会をします。詳細はLINEにてお知らせします。ぜひご参加ください。

虫が光に集まる理由

 

 少し先の話ですが、中学2年生物分野で「生物の体のつくりとはたらき」を学習します。それに関連した、面白い記事を見つけました。

 コンビニの電灯や街灯に小さい虫や蛾が集まってくるのは誰しも見たことがあると思います。これを「走行性」と言います。しかし、なぜ虫が光に集まってくるのか、長年の未解決問題だったらしいのです。(解明してなかったんだ・・・)

 これまでの有力な説では、①月の光と勘違いしている ②電灯の熱が虫を引きつけている などの説がありましたが、どれも決定的な証拠はありませんでした。

 そこで、イギリスの大学の学者達は「虫の運動」に注目して、ハイスピードカメラでその様子を観察してみることにしてみました。すると、光に飛んでいく虫が、光源に対して背中を向け、上昇・墜落していく様子が確認されました。

 小さな虫や魚は上下感覚を光に頼っており、光源に対して背中を向ける反応を「背光反射」というらしいです。学者達は「虫達が光に対して背中を向け、急上昇・墜落する様子が人間には光に寄せ集まっているように見える」と結論しました。

 さらに学者達は、「種によって背光反射しやすい光の波長を見つければ、特定の虫だけを集めて駆除できるようになる可能性がある」と述べます。

 これまで虫が光に集まる理由は様々な説が述べられましたが、背光反射の観点から原因を特定するのは世界初、だそうです。

 この研究がもっと進めば「背光反射」という言葉が中学理科にも紹介されるかもしれませんし、これまでと違った観点から新しい説を生み出すのは興味深いです。

 自分も一つの考え方に固執せず、色々な視点から物事を考えるようになりたいですねぇ・・・

司馬隆行


長峰中マスター教室からのお知らせ

  • 4/29(土)~5/7(日)はGW期間のためお休みです。
  • 5月の平常授業は5/8(月)から再開します。また元気な姿で会えるのを楽しみにしております。
  • 長峰中 中間テスト対策ウィークを5/16(火)〜5/23日(火)の間に行います。テスト直前に慌てることないようGWの間にしっかりと復習して、テスト本番に備えましょう。

五月病

 大学を卒業して社会人デビュー、新しい環境や今までに体験したことがない仕事と責任感にストレスを感じた人がゴールデンウィークのつかの間の休みを経験してしまった結果、もうその仕事を続けられなくなり退社する、これが一般的に言われるところの五月病です。メンタルヘルスについての研究や理解が深まってきた現代では適応障害やうつ病の一種としてとらえられており、もし新生活でストレスを感じることがあれば身近な人にすぐ相談してください。

 先日見せてもらった上野中学校の年間行事予定を見ると、生徒の皆さんはこれとは別の五月病を発症するのではないのでしょうか。ゴールデンウィーク明けにはテスト前一週間になっており、しかも中3はテストの8日前から沖縄へ修学旅行に行くことになっています。中2は当然理解しているものとして中1も身近な先輩や大人の話で中学校のテストがどれほど大事なのか散々聞かされていると思います。テスト前一週間というのは範囲表が配られて部活も休みになりみんなが勉強に集中するタイミングです。つまり、他の人に差をつけるためにはそれよりも前、二週間前からテストに向けて動いていなければなりません。しかしテスト前二週間はまだゴールデンウィークの真っ最中です。どこかに旅行に行ったり遊びで頭の中がいっぱいでしょうし、新生活の疲れから一時的に解放される癒しの時です。しかしそこでだらけていたら最初のスタートで躓くことになります。休みの間も勉強のことを忘れてはいけませんよ。

 中3はもっと大変です。受験で内申点が大事なことは言うまでもない事実として十分に理解してくれているでしょう。そして内申点を稼ぐ最大の機会が定期テストであることもわかっているでしょう。なのでそれに向けて頑張りたい!そういう気持ちが強くなっているタイミングで沖縄送りです。学生時代の修学旅行は一生の思い出になります。しかも沖縄は日本で最高の観光地の一つです。勉強のことを忘れて楽しみたい気持ちはわかりますが勉強のことも忘れないでくださいね。

 テストのことを考えると憂鬱になるかもしれませんがそのようなときは周りを見てください。一緒に戦っている仲間たちがいるはずです。苦しいときはお互いに支えあいましょう。

瓜生翔太


王子公園教室からのお知らせ

【上野中1学期中間テスト対策ウィークのお知らせ】

5/11(木)~5/18(木)
・今回のテスト対策は先着10名に限り無料で塾外生にも開放します。テスト勉強のやり方がよくわかっていなかったり塾に行こうか迷っているお友だちがいれば教室までご連絡ください。

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