「ちはやふる」

新学年のスタートで、各学年の教材準備に追われています。

中学1年生の中間考査の国語では「万葉集」や「古今和歌集」などから引用した短歌が出題されていました。

精査のため国語便覧を見て、ふと目に留まった「ちはやぶる」。

特定の言葉を導く枕詞で「神」にかかります。

最近マンガでも大ヒット(海外でも人気らしい)しているのは「ちはやふる」。

あれ?落語などでは清音の「ふる」、競技かるたの読みは濁音の「ぶる」、「万葉集」では清濁両用だったようで、諸説あるようですが、力強い「ぶる」が主流になっていったようです。

どちらでもいいのですね。

有名なのは、「古今和歌集」に収録され、百人一首に選出された超イケメンだった?在原業平の和歌です。

「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」(神様がいた神話の時代でも聞いたことがない、竜田川がこれほど鮮やかな紅色に水をしぼり染めにしている)、

あ!「和歌が面白いのはその背景を知ってからです」ってことか。

 

教室長:池田良哉

2018年4月5日 | カテゴリー : 学文教室 | 投稿者 : 松本飛鳥

本当に理解すること

毎年話題になる某局の大河ドラマ。

今回はみなさん周知の西郷隆盛が主人公です。

原作者は、直木賞作家の林真理子さんです。

老若男女問わずモテ男の切り口らしいですね。

幕末や戦国時代で何度も描いた歴史上の人物でも、いろいろな脚本があるのは、一味違って興味深いものです。

『西郷(せご)どん』は自分磨きのために、他人の体験から学べる読書に勤しみ、陽明学者の佐藤一斎の「言志四録」をバイブルとして、

 

「一喜一憂するな、平常心でいろ。」

「物事の大局を見ろ。」

「己を見失うな。」

「機が熟すまで待て。」

「幅広い知識を身に付けろ。」

「今の境遇を目いっぱい楽しめ。」

「己に克つ心がけを持て。」

「若いうちに勉強しろ。」

「近道には落とし穴がある。」

 

などの言葉を「座右の訓戒」として書き残しています。

人物を探れば、様々な解釈や想像ができたりします。

学習でも同様で知れば知るほど、いろいろな見方や解き方ができるのはおもしろいものです。

 

「基本侮らず、深く理解すれば味わい深し。」

教室長:池田良哉

2018年1月13日 | カテゴリー : 学文教室 | 投稿者 : 松本飛鳥

普通であることの勇気

2018年、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

皆さん、年始に今年の抱負を考えたでしょうか。

それぞれの目標に向かって一歩ずつ進んでほしいと思います。

さて、受験学年の生徒たちも高校や大学の受験校が決まり、過去問題やそのやり直し、弱点科目や単元の復習などで忙しくなり、焦りがでてくる生徒もいると思います。

そこで、今年も最初に心理学者アドラーさんのお話をひとつ。

それは「普通であることの勇気」という言葉です。

自分は他人より優れていることを意識する「優越コンプレックス」や他人よりも劣っていることを意識する「劣等コンプレックス」を持つことはないということです。

そのままの自分を認めて現状の成績結果から計画的に学習を進めればよいのです。

他人との競争意識や必要以上に自分を大きく見せることもいらないのです。

平坦な道を歩いて進むような気持でいきましょう。

わからないことは、塾で質問して理解していきましょう。

そこに、徐々に勉強や研究に没頭する自分がいるかも。

教室長:池田良哉

2018年1月5日 | カテゴリー : 学文教室 | 投稿者 : 松本飛鳥

アドラー心理学

中間テスト後、成績に一喜一憂している方も多いと思います。

成績が下がった方は、「どうしよう!」とか、「勉強はいやだ!」と考えたのではないでしょうか?

そこで、少しお話をしようと思います。

フロイトやユングと並んで有名な心理学者のアドラーという人がいます。

アドラーは教育に関していくつかの考えを残しています。

その中の一つが「子供を現実に直面させ体験させること」です。

例えば、今回成績が悪かった場合を考えると、それは「自分の課題の結果」で最終的に「自分の責任」と考えさせなければならないという「課題の分離」という言葉を残しています。

そして、周囲にいる人々は、相手の課題に勝手に踏み込むのではなく、上からでない横目線で接し、放任でなく見守り、叱ったり褒めたりせずに感謝しながら、いろいろな難しい問題を解決できるように自立を促すものです。

 

皆さん、「自分の課題」を意識して、自分の自己ベストを目指して次回の期末テストにチャレンジしてみてはどうでしょうか。

 

学文教室教室長:池田良哉

2017年10月17日 | カテゴリー : 学文教室 | 投稿者 : 松本飛鳥

“グローバル化”って何?

中学生だとglobal warming「地球温暖化」、高校生ではglobalizationという単語で頻繁に目にします。

最近、中3生に質問されたので、少し語ります。

ちなみにglobalを辞書で引くと「全世界の、世界的な、全体的な」と載っています。

人・物・金の動きを活発化させるために「国と国の障壁を取り去ること」、「平等化」とも解釈できると思います。

でも、マイナスイメージが強いですよね。

例えば、資本やお金などが多い国から少ない国へ移動することになったりします。

海外へ工場などを移転して生じる「産業の空洞化」がよい例です。

また、昨年は英国のEU離脱・トランプ大統領の発言にみられる真実や事実よりも個人の感情や信念が重視される米英の政治文化や風潮を表現している英単語post-truth「客観的な事実や真実が重視されない時代」、xenophobia(ゼノフォビア)「外国人嫌い」が海外で注目を集めました。

これってグローバル化への懸念?

 

学文教室教室長:池田良哉

2017年5月9日 | カテゴリー : 学文教室 | 投稿者 : 松本飛鳥

いよいよ激変の時代? パート1

大学入試制度が改革されることは、皆さんも周知のことと思います。

いよい よ新中3生(現中2生)から始まります。

それは、高校生の基礎学力の定着を 把握する「高等学校基礎学力テスト(仮称)」(回数は各高校で判断し、原則は 選択式だが記述式も検討)とセンター試験廃止後にある大学教育を受けるため に必要な能力の把握する「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」(年複数回 実施し、選択式と記述式を導入)の2種類の試験です。

前者は、高校生が学校 単位で受験でき、基礎的な「知識・技能」を問う問題中心で、後者は、大学入 学希望者が受験する、「思考力・判断力・表現力」を中心に評価するものです。

もう本当に、日々の継続学習が大切な時代がやってくるのです。

受験学年だけ でなく、どの学年でも受験を意識しないといけません。

生徒達は、わかってい るのかなあ?あとでやればいいじゃ遅い。

私たち講師も先を見て乗り遅れない ように勉強しないといけません。

 

次回はもっと掘り下げてお話をします。

学文教室教室長:池田良哉

2017年2月20日 | カテゴリー : 学文教室 | 投稿者 : 松本飛鳥

ちょっとした英語の学習

 

受験シーズン真っただ中の受験生の皆さんは、体調を崩さないように健康管 理にも気をつけてくださいね。

今回は、この時期ならではの話題で英語のお勉 強を少し。

have a cold (風邪です)、have the flu(イ ンフルエンザです)、have hay fever(花粉症です)などで冠詞が 違ったり、なかったりしますよね。

風邪(cold)は日常的で特定されない、 いろいろな原因や症状のある病気で一般的な名詞だからaをつける。

インフル エンザ(flu)はある時期だけ流行る特定の症状の皆がわかる病気なのでtheをつける。

花粉症(hay fever)は症状の原因や治癒したとする 段階が比較的はっきりしない病気なので冠詞はつかない。

これらは、冠詞の特徴がよく出た表現です。

また、take a bath(お風呂に入る)、in  the morning(午前中に)など覚えてしまうことが重要な場合もある のですよ。

何回も音読して慣れちゃってくださいね。

 

学文教室教室長:池田良哉

2017年1月26日 | カテゴリー : 学文教室 | 投稿者 : 松本飛鳥

みんな能力あるのにもったいない!

 

 

今年の総括。

 

定期試験対策中に、学習にしんどそうな生徒が。

どの学年でも まず落ち着いて自分から学習に興味を抱いて取り組まないと・・

 

いやもうそん な時代でもない。

本当に日常習慣化した学習をする時代です。

好きとか嫌いと か学習に感情をもたらすのは自分の将来する仕事や趣味の選択肢を狭めている だけ。

「学校の勉強はしんどくて、役に立たない。」なんていう言葉を聞く時が あるけど、本気で学習を習慣化したことあるの?

その学習が役に立つ仕事につ いていないだけなのでは?

 

 

「自分が変われば、相手も変わる。心が変われば、 態度も変わる。態度が変われば、行動も変わる。行動が変われば、習慣も変わる。 習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。運命が変われば、 人生が変わる。」という教えもあります。

 

来年は皆さん次学年に移行するわけで すから、冬休みに少しでも、趣味などいろいろなこととバランスをとった自分 の生活と学習について考えてみてはどうでしょう。

 

学文教室教室長:池田良哉

2016年12月18日 | カテゴリー : 学文教室 | 投稿者 : 松本飛鳥

異例の事態?

今回、何を書こうかな~。

締め切りが~。

そこに飛び込んできたニュース。

そう、 今年のノーベル文学賞がなんと、あのシンガー・ソングライターのボブ・ディ ラン。

なんで今~。

“反戦歌・反体制” のイメージが強い。

確かに、歌詞も詩だ けど~。

僕らが学生の時、ちょっと背伸びして聞いた洋楽の中に彼の歌があり ました。

映画やドラマなどの中でもよく聞きました。

あ、それと出演した映画「ビ リー・ザ・キッド 21才の生涯」を見た。

みんなもこれを機会に歌詞と曲を 聞いて楽しんでみたら。

英語に少しでも興味持ってほしいなあ。「風に吹かれて」 なんて、単語も文法も中学生で十分理解できるし、「ライク・ア・ローリング・ ストーン」では、(A rolling stone gathers no moss. 転石苔むさず?) meal(ミール)食事、deal(ディール)取引、steal(スティール)盗む、conceal(コ ンシール)隠す、などの韻を踏む所もあり英語の魅力が満載ですよ。

 

学文教室教室長:池田良哉

2016年10月17日 | カテゴリー : 学文教室 | 投稿者 : 松本飛鳥

映画って本当にいいですね。・・・

突然ですが、今年は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が上映される予定だとか。

なつかしいなあ。中学生の頃に第1作目を劇場に2回も見に行きました。

自分にとっては革新的な映画だったなあ。秀作は多くありますが、先日オードリー・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」を久しぶりに見ました。

ヘップバーンの美しさはもちろん、音楽( ムーン・リバー) やティファニーのファッションが人気先行しがちですが、映画の中の台詞がいい。

たとえば、「君は、自分で作った檻( おり) の中にいる。その檻はどこにでもついて回る。」という内容の台詞です。

男女間の恋愛や生き方を描いています。

普段、自分が生きている中で改めて考えさせられました。

何に対しても線引きしたらそこまでだよね、自分の可能性を広げないとね。

みんなも知らないうちに“はいそこまで” って自分で檻を作っていませんか?

5月26日火曜日 学文教室 池田 良哉

www.infinity-goukaku.com

2015年5月26日 | カテゴリー : 学文教室 | 投稿者 : スタッフ