聖徳太子or厩戸皇子

「聖徳太子が古事記や日本書紀においては「厩戸皇子」などと表記され、後に「聖徳太子」と呼ばれるようになったことに触れること」、これが私たちが聖徳太子だと学んできた人物に対する新たな文部科学省の学習方針です。

聖徳太子という呼称は平安時代から使われている呼称なので、飛鳥時代の人物である彼の話をするときは確かに厩戸皇子と呼ぶほうが正しいです。

ですが一方で彼について聖徳太子という呼び方が平安時代以降1000年以上残り、明治時代になると政府が発行した紙幣に聖徳太子という名前つきで度々登場してきたのも事実です。

彼が厩戸皇子だと呼ばれていたことが歴史的事実であるのと同時に、その後聖徳太子と呼ばれてきたのも歴史的事実です。

何故彼がそのように呼ばれることになったのか、何故彼には不幸な最期を遂げた天皇に贈られてきたという説がある「徳」という文字が与えられているのか、そしてその呼び方が現代まで伝わっているのか。

そこに思いを馳せることも一興かもしれません。

 

今津中マスター教室教室長:瓜生翔太

新学習指導要領について

最近聖徳太子の表記などでよくニュースになっているのを目にしたかと思いますが、平成32年から34年にかけて小中高で採用される新しい学習指導要領が公示されました。

その内容で歴史に関して色々気になる点がありました。

そのひとつが中学で学ぶ内容に世界史的な内容が増えている、というか強調されていることです。

モンゴル帝国によるユーラシアの一体化に触れたり、ムスリム商人の役割に触れたり、明治以降で世界の出来事の流れの中で日本を捉えること求めています。

世界の中での日本を理解しようとするこれらの取り組みは高校で新設される世界史と日本史を混ぜた「歴史総合」を意識しているのかも。

世界の流れの中での日本の位置や役割を把握しようとするこの科目には個人的に好印象をもっているので、その橋渡しになるのならこの傾向は歓迎すべきだと思っています、負担が増える生徒諸君は大変かもしれませんが。

他にも気になることはありますがここには入りきれません。

続きがあればまた来月。

 

今津中マスター教室教室長:瓜生翔太

新年度スタート

今年も気がついたら4月になっていました。

あの小さかった小学生が中学生に なったり、受験生になったりと時間の流れの速さを実感します。

日々成長してい く皆さんにおいていかれないように、自分も気だけは若く保っていかなければな らないと思う今日この頃です。

ところで日本では4月になると新しい年度が始ま りますが、これは世界共通ではなく日本独自の制度です。

明治時代に政府が予算 を編成する際に、農家が秋に収穫した作物を現金に換えてから税金を納めるので 1月編成では間に合わなかったからだとされています。

これに合わせて学校も4 月に新学年が始まるようになりました。

一方海外では、学校が始まるのは夏の長 期休暇明けの9月に始まる国のほうが多いです。

1月スタートの国もありますが、 これらは南半球の国に多く、結局一番長い夏の休みが終わってから新学期がはじ まります。

日本は4月スタートで定着していますが、もしどちらか選べるとした ら皆さんはどっちがいいですか?45

 

今津中マスター教室教室長:瓜生翔太

まだ通過点

2月に入ってから私立入試や公立推薦入試の合格発表が行われています。

見 事合格を勝ち取った人にとっては今までの努力が報われた瞬間だったと思いま す。

今は喜びをかみしめてください。

公立一般入試を控えている人はここが最 後の頑張りどころです。

私立の合格が出たことで一瞬気が緩んだかもしれませ んが、ここでもう一度気合を入れなおして 3/12 の本番まで頑張りましょう。

ここからは合格した人、これから合格する人両方に伝えたいことですが、合格 することはゴールではありません。

あくまで通過点にすぎません。勉強はこれ で終わりではありませんし、人生はこれからも続いていきます。

色々な困難が 待っていると思います。

そのときはどんどん人に頼って下さい。

私も今までに 多くの人に迷惑をかけ、多くの人に助けられながら生きてきました。

だからこ そ皆さんの力になりますし、これから多くの人の助けになりたいと考えていま す。

人間は支えあって生きていくものです。

今津中マスター教室教室長:瓜生翔太

人事を尽くして天命を待つ

私の故郷は福岡なので、正月に帰省する時はその足で太宰府天満宮に行きお 参りをしています。

遣唐使の停止で教科書にも出てきた菅原道真が、京都から 福岡へ左遷され失意のうちに亡くなり、怨霊化した道真を鎮めるために神とし て崇められたのが天満宮に祀られている天神様ですが、今はそのような歴史は 風化して学問の神として広く知られています。

福岡にある太宰府天満宮が全国 にある○○天満宮の総本山なのですが、関西にもそれと同格とされている京都 の北野天満宮と大阪にある大阪天満宮があります。

この3つ以外にも全国各地 に天満宮はあるので、学問の神様である菅原道真=天神さまの力を借りたくなっ たらお参りしてみてもいいのではないしょうか。

一度調べてみたらわかります が天満宮は全国に 1 万社あり、兵庫県内にも多数あるので案外近所にあるかも しれません。

但し神頼みしたからといって願いがかなうわけではないので、慢 心しないように。

人事は尽くしましょう。

今津中マスター教室教室長:瓜生翔太

師走続ける

 

旧暦(昔の呼び方)で1月から12月までを見てみると、例えば6月の水無 月や11月の霜月のように1月から11月までは月らしく○○月という名前が ついていますが、12月だけ「師走」と一見月だとわからないような名前がつ いています。

では何故12月だけこのようになったのかというと、いくつか有力な説はありますがちゃんとした理由はよくわかってないそうです。

候補とし ては1年の終わりという意味の「としはつ(年果つ)」が変形したもの、昔その ように呼ばれていたものに当て字をしたものなどありますが、説得力があるの は「しはしる(師が走る)」だと思います。

昔から年末になるとその年 1 年間 の総決算や来年の準備、更にクリスマスやお正月で浮かれている生徒に適度な 釘をさしたりするなど先生の仕事が一気に増え、忙しくて走り回っています。

ちなみに旧暦では師走は12月から2月までを指すそうですが、瓜生はこれに プラス一ヶ月して3月まで走り続けるつもりです。

 

今津中マスター教室教室長:瓜生翔太

苦手な教科

 

社会が苦手な生徒がよく言う言葉が「歴史なんて昔のこと勉強したって意味 がない!私は未来に生きてるから!」です。

言いたいことはわかります。

です がこの言葉の裏にあるのは自分が社会が苦手で点数が取れないから目をそらし ているという逃げの気持ちではないでしょうか。

英語でも同じです。

「自分は一 生日本で過ごすから英語なんて出来なくてもいい!」というやつです。

面白い のはそういう子に限って国語もできないことですが。

誰だってしんどい思いを するのは嫌です。

ですが、それから逃げることは何の解決にもなりません。

い くら嫌だとわめいたところでテストや入試からその教科が消えるわけではない ので、嫌でもやるしかないのです。

皆さんの先輩達も嫌がっていましたが、最 後は観念して苦手な教科にも取り組んでいます。

そしてやってみたら案外わかっ てきて点数が取れたりしますよ。

ちなみに何故歴史を勉強するのか理由が知り たかったら瓜生に聞いて下さい。

いくらでも話しますよ。

 

今津中マスター教室教室長:瓜生翔太

要するに勉強しよう

過去を振り返ってみたり日々のニュースを見ていると人間は様々な善行、悪行をおこなっています。

根っこは同じ人間なのにあるものは善行を、あるものは悪行を行っています。

どちらが人間の本当の姿なのでしょうか。人間の本質は善なのか、それとも悪なのか、これは中国で2000 年以上議論されてきたテーマです。

人は生まれながらに善であるとした性善説、人間は生まれながらに悪であるとした性悪説、これらは一見対称的な説のように見えますが中身を見てみると共通点が見出せます。

前者は生来善であっても放っておけば悪に染まるので学を修めなければならないとし、後者は生来人は弱いものであってそれを正すために学を修める必要があると説いています。

つまり人間の本質が善であろうと悪であろうと重要なのは学ぶことであり、昔から議論されてきたことをまとめると、「要するに勉強しよう」ということです。

 

9月3日木曜日 今津中マスター教室 瓜生 翔太

www.infinity-goukaku.com

未来のために

 古代ギリシアの話。鉱山の開発に大成功し大きな収入を得た時に、この資金の使い道としてアテネの政治家のテミストクレスは船が必要だと言いました。

しかし船が必要だと感じていたのは現状を正確に把握し未来を見越していた彼だけで、アテネ市民は何故必要なのか理解できませんでした。

これが市民に分配されることを期待していた市民は反発しましたが最終的に納得し、テミストクレスを信じて船を作りました。

数年後アテネに敵が攻め込み戦争になり、最終的に海戦になって大量に作った船のおかげで勝利することができました。

先生たちも生徒の皆さんに何が必要なのかしつこく言っています。

私達はテミストクレスほど賢くはありませんが、君たちが今何をすべきか、君たちの未来に何が待っているかは知っています。

だまされた気分でもいいのでやってみましょう。

5月29日金曜日 今津中マスター教室 瓜生 翔太

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初心忘るべからず

4月から新たに中学へ入学した皆さんは大きな期待と不安を胸に抱いていると思います。

これから3 年間、今までよりも広くなった世界でどのような人と出会いどのような経験をしていくことになるのか、中学生活は楽しみに満ち
ています。

入学してからの一ヶ月でそれを体験できたのではないでしょうか。

そしてこれから皆さんを待ち受けているのは心に抱えていた不安、つまり定期テストです。

噂で聞く定期テストは怖いものかもしれません(というか実際にそうです)。

しかし理不尽な問題が出るわけではありません。

恐れずに行けばきっと乗り越えられるものです。

もちろん先生は全力でサポートします。

そしてテストに慣れてしまった上級生の皆さんへ。

このぐらいやれば大丈夫などと無意識のうちに力をセーブしてないでしょうか。

彼ら中1の姿を見てあの頃のがむしゃらな気持ちを取り戻しましょう。

5月1日金曜日 今津中マスター教室 瓜生 翔太

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